解散が噂されるAerosmith。誰もが耳にしたことのある名曲を振り返ってみよう![記事公開日]2016年7月12日
[最終更新日]2016年07月12日
[ライター]中前 議晴

aerosmith_topAerosmith ROCKS DONINGTON

1973年、ハードロック・バンドとしてデビューしたAerosmith。
ですが、実際はブルースをルーツとしたロックンロールバンドでしょう。

ヒット曲も多く、CDのトータルセールスは、全世界で1億5,000万枚以上と言われているモンスターバンドです。

デビューから現在まで、ドラッグの問題やメンバーの一時脱退などの問題を抱えながらもロックスターとして歩んできました。

そのAerosmithのヴォーカルであるスティーブン・タイラーが先月、突然のバンドの解散宣言をしました。

これには著者も驚かされました。

しかし、今月に入りギタリストのジョー・ペリーが「解散はない」と発言をしています。

ん~、事の真偽はまだわかりませんが、ファンとしては解散せずにまだまだ活動を続けていただきたいですよね。

今後どうなるのか心配ではありますが、いったん彼らの名曲を聴き返してみませんか?

彼らの代名詞ともいえるヒット曲をいくつかピックアップしてみました。

Walk This Way

エアロスミスにとって3枚目のスタジオアルバムであり、全米11位を記録するヒットとなった、1975年リリースの『Toys in the Attic (闇夜のヘヴィ・ロック)』。

800万枚の売上を記録し、彼らにとって最大の売上を誇ったアルバムでもあります。

そんな大ヒットアルバムからシングルカットされたこの「Walk This Way」は、日本のお茶の間でよく流れていました。

みなさん心当たりはありますか?

色んなTVの挿入歌でもよく使用されていますが、有名なところでは明石家さんま氏が司会を務める某バラエティ番組の曲として毎回流れていました。

曲のタイトルは知らなくても、この曲のリフを聴けば、「あー!!」という方も多いのではないでしょうか。

Mama Kin

1973年、エアロスミスのデビューアルバムとなった、「Aerosmith」に収録された1曲。

アルバムの邦題は「野獣生誕」。
ほんとに日本人のセンスは…。

「ママ・キン」は、ヴォーカルであるスティーヴン・タイラーがデビュー前から暖めていたお気に入りの曲で、現在もライブでは必ずと言っていいほど演奏される曲です。

Love In An Elevator

「エレベーターを降りるまで愛を楽しもう」
という歌です。

歌詞もRockですね~。

エアロスミスが1989年に発表した10thアルバム、「Punp」に収録されていた曲です。

アルバムは全米チャート5位、また1990年の年間チャート4位の大ベストセラーとなりました。

Sweet Emotion

この曲も『Toys in the Attic (闇夜のヘヴィ・ロック)』に収録され、一番初めにシングルカットされた曲です。

トム・ハミルトンの奏でるベースラインがカッコいい曲でもありますね。

この曲もAerosmithのライブでの定番で、本編のラスト、もしくはアンコールでの定番曲となっています。「Sweet Emotion ~♪」と繰り返し歌う場面では、観客の大合唱が起こるのが定番ですね。

Dream On

どマイナーの暗い雰囲気のギターから始まり哀愁のメロディ、そしてラストの盛り上がり。

素晴らしい秀作バラードです。

ラストに登場する、「Dream on Dream on ♪」と繰り返されるのスティーブン・タイラーのシャウトはだんだんと声も高くなり最高の盛り上がりを見せます。

エアロスミス・ファン以外には知名度は低いかもしれませんが、彼らを語る上では欠かせない1曲です。

Angel

1987年発表の9thアルバム『パーマネント・ヴァケイション』の収録曲。

日本では2005年にキムタク主演のフジテレビ系列の月9ドラマ、『エンジン』のオープニングテーマに起用されていたので耳にしたことのある方も多いと思います。

I Don’t Want to Miss a Thing

日本で一番知名度の高い曲はこの「I Don’t Want to Miss a Thing」なのではないかと著者は思っています。

1998年公開の映画、「アルマゲドン」の主題歌として有名ですね。

ブルース・ウィルス演じるハリーが宇宙に残り、エンディングでこの曲を聴きながら涙した方も多いのではないでしょうか?

全米シングルチャートで1位を記録し、1998年9月5日から9月28日までの4週間連続で1位に留まっていました。

日本では2001年、日産・エルグランドのCMソングとして採用されていました。

感動モノの名バラードです。

ライター:中前 議晴

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