今回の記事はボーカリストの方に向けた内容になります。
「歌が上手くなりたくて、一生懸命練習しているのに全然上達しない、、」そんな方に向けて、ダメな練習のパターンを6つご紹介したいと思います。
一つでも当てはまるものがあった方は、その練習方法すぐに改善していきましょう。
まず、あなたの歌の練習頻度はどのくらいでしょうか?
歌の練習は短い時間でも出来る限り毎日行う方が良いです。
例えば1日7時間練習しても、そこから6日間練習をしないとすると、1週間のトータルの練習時間は7時間ですが、これではなかなか上達は望めません。
1週間に7時間練習するなら、1日1時間×7日間練習をした方が遥かに効果的です。
これは歌の練習に限らず、楽器の練習でも同じことが言えると思います。
毎日まとまった練習時間を確保するのが難しい方も多いと思いますが、10分でも15分でもいいので出来る限り毎日練習する習慣を作りましょう。
そこからがスタートです。
これは一番大切なことです。
歌の練習をする時は必ず録音して聴くようにして下さい。
歌いっぱなしの練習は本当に意味がありません。
録音して自分の声を聴くと、思っていた声と違っていてショックを受けることもあると思います。
しかし、その録音した声こそが他人に聴こえているあなたの声です。
歌が上手くなる為には、まずは自分の歌声を知ることです。
録音して自分の歌を聴くことで、自分の弱点を知ることが出来ます。
自分の歌の弱点を知ることで、その足りない部分を補う練習を取り入れていくのです。
また逆に、自分の歌を聴くことで、自分の歌の強みも知ることが出来ます。
良い部分がわかったら、その部分を伸ばしていくことも可能です。
歌の練習において録音して聴くという作業は絶対に必要です。
スマートフォンのボイスメモでも構いませんので、必ず歌を録音して聴くようにして下さい。
ある一つの声の出し方で練習をしていてなかなか上手く歌えない場合、全く違う歌い方を試してみるとすんなりと上手く歌えることがあります。
色んな声の出し方をしてみるというのは、歌の練習において凄く有効です。
歌の練習で行き詰まっている人は、思い切って歌い方をガラリと変えてみると突破口が見えてくるかもしれません。
ただし、喉を痛めてしまうような無理な発声は出来るだけしないようにして下さい。
色んな発声を試す場合も必ず、録音して、客観的に聴いていて心地よい声か、自分の理想としている声質に近付けているかチェックしましょう。
色んな歌手の歌い方を徹底的にモノマネして歌ってみるのも良いと思います。
「自分に合った声の出し方」がもう見つかっている人はそのままで構わないのですが、まだ「これだ!」という声の出し方が見つかっていない人は、色んな声の出し方を試してみて下さい。
意外なところに「正解」の声の出し方が落ちていたりします。
これは歌に限ったことではありませんが、間違った練習をいくら続けても上達は見込めません。
歌においては、間違った練習を続けてしまうと、歌に変なクセがついたり、喉を痛めてしまったりといったことも起こり得ます。
間違った練習を続けてしまうくらいなら、いっそ練習しない方がマシだったりします。
この「間違った方向に練習し続けてしまう」ということを防ぐには、ボイトレに行くというのが手っ取り早いです。
ボイトレに行くことが難しい場合は、自分が理想の歌い方の人に、歌を聴いて貰いアドバイスをもらうと良いでしょう。
闇雲に練習して変なクセが付いてしまう前に、客観的な意見を貰うようにして下さい。
しかし、声を出している体感は人によって様々なので、他人の体感を鵜呑みにして練習するのも危険な場合もあります。
可能であれば、一度は、声の出し方に熟知したボイストレーナーの方に歌を聴いてもらうことをオススメします。
歌の上手い人と下手な人の違いは、細かい部分にどれだけ気を配れるかだったりします。
歌の上手い人はやはりピッチに対して凄くシビアです。
コンデンサーマイクなどの良いマイクで歌を録音するとよくわかりますが、音程を正確に歌うということは思った以上に難しいです。
ピッチを良くする為には、ひたすら練習する以外に道はありません。
また、ピッチ以外にも、リズム、語尾の処理、滑舌、数え上げれば気にすべきポイントはいくらでも出てきます。
こういった細かい点の一つ一つに妥協なく向き合うことが出来るかどうかがとても重要なのです。
細かい所まで注意深く聴くように意識すると、段々耳が良くなってきます。
耳が良くなると、歌を聴いていてもピッチやリズムのズレが気になってきます。
耳が良いということは、歌を歌う上で物凄く大きなアドバンテージなのです。
自分の歌をしっかり録音して、細かい所までくまなくチェックして耳を鍛えましょう。
カラオケで練習する場合、エコーは出来るだけ使わないで練習するようにして下さい。
エコーがあった方が気持ちよく歌えるのはわかりますが、エコーが深いとピッチやリズムの細かいズレに気付きにくくなります。
エコーを深くすると、それだけで上手く歌えているという錯覚をしてしまいがちです。
カラオケで練習する場合はオケの音量を小さくして、マイクを使わず生声で練習するのが最も良い練習になると思います。
同じ理由で、お風呂場のような響きが豊かな場所での練習は歌っていて気持ち良いですがあまりオススメは出来ません。
出来るだけ自分の声がナチュラルに聴こえる環境で練習するようにしましょう。
歌の練習において大切なことは、まずは自分の歌の足りない部分を知ることです。
足りない部分を知った上で、そこを改善する為の発声練習を取り入れていきます。
そしてその次に、発声練習で体に染み込ませたものを実践で使用できるか、歌唱練習で試していきます。
そこでまた、「足りない部分を知る→発声練習→歌唱練習→足りない部分を知る→」といった反復になります。
発声練習は、自分に足りていない部分を効率的に補う練習であったり、知らぬ間についてしまった悪い歌のクセを取り除く作業になのです。
発声練習と歌唱練習はバランスが凄く重要です。
歌唱練習ばかりやっていてもダメですし、発声練習だけやっていてもやはり実践では上手く歌えないでしょう。
自分の歌の足りない部分を知り、その部分を補う発声練習を取り入れ、その上で実際の歌唱でも問題なく歌えるようになるまで、バランス良く反復練習するよう心がけてみて下さい。
①練習頻度が少ない
②自分の歌を録音していない
③声の出し方が1パターン
④間違った練習をし続けている
⑤細かいところを気にしていない
⑥エコーをかけまくって練習している
⑦発声練習と歌唱練習のバランスが悪い
今回取り上げた7つの項目の中で一つでもあてはまるものがある場合は、改善していくことをオススメします。
当てはまるものがあったからといって落ち込む必要はありません。
ダメな部分がわかったということは、その分伸び代があるということです。
今回の記事でも述べたように、まずは自分に足りない部分を知ることからがスタートです。
あなたの歌が少しでも向上していくことを願っています。
EYS音楽スクール ボーカル教室
アバロン・ミュージック・スクール
シアーミュージック ボイトレボーカルコース
ライター:kato
2020年よりフリーライターとして活動。 @kato1155ka
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