ファンを増やす裏ワザ《自身最大規模のワンマンへの挑戦〜具体例編〜》[記事公開日]2021年8月23日
[最終更新日]2021年08月24日
[ライター]kato

前回の記事で強制的にファンを増やしていく裏ワザとして「身の丈に合ってないワンマンライブを行う」ことについて書きました。

今回はその「身の丈に合ってないワンマン」に向けて出来る具体的な集客努力の案を出していきたいと思います。

「身の丈に合ってないワンマン」をする狙いやその効果、デメリットについてはこちらをご覧下さい。

▶︎「効果絶大!!強制的にファンを増やしていく裏技」

 

 

 

自身最大規模のワンマンへの挑戦

自身最大規模のワンマンに挑戦するのは凄く勇気のいることだと思います。

その効果については前回詳しく書きましたが、実際どうすれば集客を増やすことが出来るのでしょうか。

 

大きな目標に向けて努力していく姿をきちんと見せることが出来れば、それだけでもファンは盛り上がり自然と集客は伸びます。

しかし、当然ですが、それは本当にがむしゃらに努力していく姿を見せていく必要があります。

ここからはワンマンに向けて出来る具体的な集客努力について全てお伝えしたいと思います。

 

 

①ストリートライブを行う

バンドもシンガーソングライターもここぞというワンマンの時は、そこに向けてストリートライブを積極的に行い、手売りチケットを販売すると良いです。

ストリートライブをがむしゃらに行うというのはわかりやすく「頑張っている姿」を演出出来ます。

 

と言うのも、やはり道端で一生懸命歌い続けている姿を見ると、「応援したい」と思う人は必ずいます。

またストリートライブは本人の根性さえあれば、何時間でも何日でも好きなだけ行うことが出来ます。

 

極端な例ですが、

 

「ワンマンライブまでの90日間、毎日ストリートライブします!!」

 

これはかなり大変だとは思いますが、物凄く効果があると思います。

実際に毎日ストリートライブでチケットを手売りして大きなワンマンを成功させているアーティストは沢山います。

ストリートライブのコツについてもまた別の記事にまとめてありますので、良ければ是非こちらも参考にしてみて下さい。

▶︎「ストリートライブでCDを買ってもらう為の8つコツ」

 

 

 

②配信ライブを行う

今はスマホさえあれば誰でも簡単に配信ライブを行うことが出来ます。

 

ツイキャス 、17LIVE、Pococha、その他、何を使っても良いと思います。

こちらもストリート同様、やる気さえあれば何時間でも、何日でも配信ライブを行うことが出来ます。

 

配信ライブのメリットはライブ会場になかなか足を運べないお客さんに向けてもアプローチが出来るという点でしょう。

遠方に住むファンにも音楽を届けられますし、ワンマンに思いを口頭で伝えることも出来ます。

こんな便利なツールを利用しない手はありません。

 

ストリートライブやフリーライブなどを配信するなど、ライブと組み合わせて使うことも可能です。

(有料ライブを無料で配信するのはお金を払って観に来ている方に失礼になりますので、あまりオススメしません。)

 

こちらもワンマンに向けて毎日行うなどすると、ファンと一体感を持ってワンマンに向かっていくことが出来るのでオススメです。

 

 

③応援企画イベントを行う

ライブハウスを使って、「ワンマン応援企画イベント」を組むのもかなり有効です。

こちらは自分で組んでもいいですし、仲の良いアーティストに頼んで企画してもらっても良いでしょう。

「ワンマン応援歌企画イベント」では共演のアーティストがあなたのワンマンを必ず応援してくれます。

 

そういう趣旨のイベントなので当然ですが、上手くいけば共演のアーティストたちがMCで「一緒に○○のワンマン行こうぜ!」なんてことを言ってくれたりもします。

そうなると、そのアーティストのファンたちもチケットを買って行ってみようかな、という気持ちがグッと高くなります。

 

共演のアーティストたちも、ゲストとしてワンマンにご招待しましょう。

あなたのワンマンに遊びに行くことが決まっている仲間は、ファンたちに「ワンマンに行こう」と勧めてくれる可能性があります。

 

応援企画イベントをマンスリーで定期的に打つのもアリですし、一番チケットが売れそうなワンマンの直前に打つのも良いでしょう。

これは普段から仲間が多いアーティストにはかなりの効果がありますので是非試してみて下さい。

 

 

④毎日投稿でカウントダウンする

先程ストリートも配信も毎日やると良いと書きましたが、本気でワンマンを成功させたいという気持ちがあるなら、やはり毎日何かに取り組むくらいの努力は必要です。

 

SNSやYouTubeに動画を毎日投稿して、ワンマン当日に向けて「残りoo日!!」とカウントダウンしていくのも有効です。

これはカバー動画でもオリジナル曲でもいいでしょうし、思いの丈を喋っている動画でもいいも思います。

こちらもやはり毎日続けていって、ワンマンへの日にちが1日、また1日と減っていく姿をファンと共有することに意味があります。

動画でなくて、毎日ブログを書くでも良いでしょうし、あなたが続けられそうなものをチョイスして是非挑戦してみて下さい。

 

 

⑤仲間を頼る

先程のワンマン応援企画イベントにも通じますが、アーティスト仲間の協力は本当に大きいです。

 

例えば、ストリートライブを一緒にやってもらう、配信ライブを一緒にやってもらう、といったコラボも凄く効果があります。

アーティスト仲間に協力してもらう一番のポイントは、それはもう日頃の「信頼関係」です。

 

例えば、必ず仲間からチケット代は取らずにゲストとしてワンマンにご招待しましょう。

そして仲間の大事なワンマンには率先して観に行きましょう。

 

そうやって互いにアーティストが応援し合うことでインディーズシーンは盛り上がっていきます。

またライブハウスにも相談して、ワンマンのポスターを貼ってもらったりチラシを置かせてもらうなどもしましょう。

大抵のライブハウスはその箱に出演しているアーティストであれば誰であってもポスターを貼らせてくれます。

 

地味な努力と思われるかもしれませんが、こういった努力がとても大事です。

 

 

⑥ワンマンの特別感を出す

 

「ワンマンライブのその日に新しいCDを発売する」

 

「新しいグッズを出す」

 

「来場特典を付ける」

 

などして、その日ライブに来ることの価値をプラスしていくことも有効です。

 

また賛否はあると思いますが、「仲間の力を借りてオープニングアクトをやってもらう」または「ゲストとしてライブに登場してもらう」などという手もあります。

これに関しては、せっかくの史上最高規模のワンマンへの挑戦なのだからオープニングアクトやゲストなど入れずにやって欲しいと個人的には思います。

 

しかし、どうしても赤字になりそうであったり、そのゲストを迎えることに明確な意味があるならば有効な手段だとは思います。

 

 

⑦お金をかけたプロモーションをする

例えば、お金をかけてテレビのタイアップを取ってもらう、YouTubeやSNSで広告を出す、渋谷の大型ビジョンでMVを流してもらうなどといったプロモーションをするという手もあります。

しかし、これらはあまりオススメしません。

 

お金をかけての広告は綿密な戦略を練って、タイミングを見計らって行わないとあまり大きな効果は得られません。

事務所がバックについていて、個人での出費なしにやってもらえるならば、やってもらうべきだと思いますが、個人で焦って手を出すとお金を無駄に浪費することになりかねません。

これらのプロモーションは「身の丈に合ってないワンマン」を成功させた、その先の戦略として取っておくことをオススメします。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

王道的な集客方法になりますが、どれもしっかりと取り組めば必ず効果はあります。

 

最後に、「身の丈に合ってないワンマン」を行って集客を増やすという方法はドーピング的なものであるということもお伝えしておきます。

ほぼ確実に、大きいワンマンに挑戦したアーティストは前回の動員数を上回ると思います。

この方法は本当に手っ取り早く強制的にステップアップし集客を伸ばす方法ですが、このやり方で埋められるライブハウスはせいぜい500〜600人くらいまでだと思います。

1000人以上の箱を埋めようとするとがむしゃらな努力だけではどうにも出来なくなってきます。

 

ここでは先程のお金を使った広告や、綿密なプロモーションが必要になってきますし、そして何より「楽曲」の強さが求められてくるでしょう。

 

ですので、この方法だけでは必ず頭打ちになる日が来ます。

そこで朽ち果ててしまっては意味がありません。

あくまでも現状打破の一つの方法として捉えて、使っていただけたらと思います。

 

そして、このワンマンを成功させる最大の鍵は、

 

「人との繋がりを大切にすること」

 

「信じて努力し続けること」

 

この二つです。

がむしゃらな努力も、1人の力には限界があります。

あなたが本気で目標に向けて努力している時、必ず力になってくれる人が現れます。

そういった人との繋がりを大切にして下さい。

そして弛まず努力し続けて下さい。

 

必ず結果は付いてきます。

勇気を出して是非トライしてみて下さい。

ライター:kato

2020年よりフリーライターとして活動。 @kato1155ka

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