防音室をレンタルしよう!〜2大「レンタル防音室」徹底比較〜[記事公開日]2021年10月15日
[最終更新日]2021年10月15日
[ライター]ソロモンの 猫

レンタル防音室

「自宅で楽器や歌を練習をしたいけど、賃貸に住んでいるから難しい」

そんな悩みを抱えている方も多いと思います。

 

毎回スタジオに通うのも時間とお金がかかりますし、かと言って防音の物件にも家賃が高くてなかなか住めないですよね。

そこで今回紹介したいのが「レンタル防音室」です。

 

最近では、実はかなり安い値段で防音室をレンタルすることが出来ます。

今回の記事はオススメの「レンタル防音室」と「レンタル防音室のメリット」について詳しく書いていきたいと思います。

 

 

①OTODASU

音楽スクールが開発した、最安、最軽量級の防音室、OTODASU

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・OTODASU Light 6ヶ月プラン ¥63000

なんと1ヶ月に換算すると、たったの¥10500/月で防音室が手に入ります。

総重量も3kgで本当に超軽量です。

基本的に自分で組み立てることになりますが、女性でも簡単に組み立てられます。(組み立ては二人必要)

吸音材なしで−20dbの削減が可能です。

 

大きさは成人男性が立って楽器を演奏出来る程度。

ドラムやピアノといった広いスペースを必要とする楽器は厳しいですが、バイオリン、サックス、ギター、歌の練習には問題なさそうです。

 

吸音材ありのプランで6ヶ月¥90000(月々¥15000)もあります。

吸音材を追加したOTODASUの場合、−24dbの削減が可能です。

−20db〜−24dbの削減ですと、完璧な防音とは言えませんが、ある程度は楽器の音を抑えてくれることが期待出来そうです。

気になる点は真下への遮音性が不明な点ですね。

二階以上の階に住んでいて、下の階への防音も必要な方はもしかすると床にも防音マットなどを敷く必要が出てくるかもしれません。

 

OTODASUのレンタルで嬉しいのは6ヶ月プランで¥63000を支払い、気に入った場合、追加で¥36900を支払うことで購入することもできるという点です。(¥99000で購入が可能)

「防音室をいきなり買うのはちょっと心配」という方はまずはOTODASUのような安い防音室レンタルから試してみてはいかがでしょうか。

 

現在OTODASUのレンタルは在庫切れの為、休止しているようですが再開についてはSNSやウェブサイトで今後案内していくようです。気になる方は是非チェックしてみて下さい。

②音レント

音レントはヤマハミュージックジャパンが提供する楽器、防音室のレンタルサイトです。

音レントで借りられる防音室を紹介していきたいと思います。

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・アビテックス セフィーネNS

セフィーネNSは確かな防音性を持つヤマハのユニット型防音室です。

セフィーネNSのレンタルは大きさが0.8畳、1.2畳、1.5畳、2.0畳の4種類から選べます。

 

 

・セフィーネNS 0.8畳 

[値段] ¥14300/月(中古¥11440/月)

[返却時費用] 解体費¥29700、運送費¥24200

*お試しライトプランあり:返却時費用込み、12ヶ月、¥10890/月

ボーカル、ギター、管楽器の個人練習など立って演奏する楽器向けです。

 

 

・セフィーネNS 1.2畳

[値段] ¥15950/月(中古¥12760/月)

[エアコン有] ¥15290/月(中古)

[返却時費用] 解体費¥33000、運送費¥24200、エアコン取外料¥12100(エアコン有の場合)

動画配信、テレワークなども可能な広さです。

 


・セフィーネNS 1.5畳

[値段] ¥17930/月(中古¥14410/月)

[エアコン有] ¥16940/月(中古)

[返却時費用] 解体費¥40700、運送費¥24200、エアコン取外料¥12100(エアコン有の場合)

2名入れるギリギリの広さ。DAW、コンパクトな電子ピアノが設置可能です。

 

 

・セフィーネNS 2.0畳

[値段] ¥26400/月(中古 ¥21120/月)

[エアコン有] ¥23100/月(中古)

[返却時費用] 解体費¥46200、運送費¥30800、エアコン取外料¥12100(エアコン有の場合)

アップライトピアノが設置できる広さです。

 

 

全てのサイズにLED照明、機器配線用の通線穴(直径50mm)、換気扇を標準で装備しています。

遮音性能は全サイズ−35dbですが、2.0畳タイプのみアップライトピアノの演奏を想定し、高剛性床パネルを装備。階下への遮音性がより高くなっています。

また、全てのサイズが最低15ヶ月からレンタル可能で最長48ヶ月のレンタルとなっています。

 

セフィーネNSは先程紹介したOTODASUに比べると遥かに遮音性が高いです。

しかし、その分重量も大きく、0.8畳タイプでも294kgなので、とても個人で組み立てや解体は出来ません。

その為、業者に依頼する運送費や解体費がかかってしまいますが、LED照明が付いていたり、エアコンが取り付けられたり、オプションも充実していて、防音室としてのクオリティはかなり高いです。

値段も0.8畳のサイズ限定ですが、返却時費用込みのお試しライトプランがあり、¥10800/月とかなりリーズナブルです。

 

室内はかなり反響するので、レコーディングで使いたい場合は吸音材を貼る必要があると思います。

OTODASUとは違い、レンタルから購入に切り替えることは出来ません。

 

¥10890/月から本格的な防音室がレンタル出来るのは本当に凄いことだと思います。

より性能の高い防音室を求めている方にはセフィーネNSはとてもオススメです。

 

新型コロナウィルスの影響による生産遅れの為、セフィーネNSのレンタルをしばらくの間休止していましたが、今月13日からまた新たにレンタルの受付を再開するようなので、要チェックです。

 

 

③防音室レンタルのメリットとデメリット

防音室をレンタルするメリットはまず、初期費用が安いことでしょう。

中古でも防音室を購入しようと思ったら何十万円とお金がかかってしまいますが、レンタルの場合は殆ど初期費用をかけることなく防音室を手に入れることが出来ます。

しかも安いものだと月々¥10000程度なので、思った以上に防音室レンタルの敷居は低いです。

 

また、レンタルの場合、いらなくなった時に破棄する必要がないというのも大きなメリットです。

1~2畳とはいえ、購入した防音室を破棄するとなるとかなり大変です。

それがレンタルの場合は返却すればいいだけなのです。

 

例えば、「今住んでいる物件があと1年半で契約更新で、そのタイミングで引っ越しを考えている」といった状況の場合、防音室を購入するよりも、レンタルした方が引っ越すときに持ち運ぶ手間が掛からなくて済みます。

 

レンタル防音室のデメリットは、長期でレンタルする場合は購入した方が安いという点くらいでしょう。

先程紹介したセフィーネの2.0畳(遮音性−35db)を中古で購入するとエアコンなしで110万円ほどします。

これをレンタルすると¥21120/月なので、52ヶ月(4年4ヶ月)以上借りる場合、買った方が安くなります。

 

4年も使えば防音室も汚くなるでしょうし、引っ越しのタイミングもあったりするでしょう。

そう考えると購入ではなくレンタルの方が、その都度部屋に合ったタイプの新しい防音室を選び直すことも出来るので便利です。

賃貸で済んでいる方には防音室のレンタルはかなりコスパの良いサービスだと言えるでしょう。

 

 

④買ってはいけない防音室

組立式簡易防音室「だんぼっち」

 

こちらは組み立ても簡単で値段も¥75900~¥94800で購入できる防音室で、とても安いのですが、遮音性は正直かなり低いです。

安い防音室の代表のような商品ですが、ちゃんとした防音を目的としている方にはオススメ出来ません。

素材がダンボールなので無理もありませんが。

ダンボールなので破棄する場合は楽かもしれません。

 

 

⑤OTODASU、セフィーネNSどちらが良いか

防音室をレンタルするとしたら、恐らくOTODASUかセフィーネNSのどちらかになると思うのですが、個人的にはセフィーネNSの方をオススメします。

OTODASUの方は扉の下に隙間が空いていたり、遮音性はだんぼっち程ではありませんが、甘い印象です。

自作で防音シートを貼るなど工夫すれば防げるレベルではありますが、値段、遮音性、その他オプションの特典を考慮すると、やはりセフィーネNSかなと思います。

 

しかし、OTODASUは差額を支払うことでレンタルから購入に切り替えることが出来るという点はかなり良いです。

とりあえず簡易的な防音室が欲しいという方はOTODASU、より本格的な防音室を導入したいという方はセフィーネNSが良いのではないでしょうか。

 

 

まとめ

家で楽器を思いっきり練習したいという方にとって、防音室レンタルはとても便利なサービスです。

賃貸の物件では楽器の騒音はトラブルになりやすいので気をつけたいところです。

 

近隣を気にせずに家で楽器の練習が出来るというのは本当に嬉しいものです。

スタジオ代などでお金が多くかかってしまっている人は、思い切って防音室をレンタルしてみてはいかがでしょうか。

ライター:ソロモンの 猫

法政大学文学部日本文学科卒業。大学在学中、小説、詩、文章の書き方を学ぶ。2020年よりフリーライターとして音楽をメインに幅広いジャンルの記事を執筆中。 @soromonnoneko