【徹底レビュー!】ドラム・パーカッション音源の定番「Stylus RMX Xpanded」[記事公開日]2021年9月17日
[最終更新日]2021年09月17日
[ライター]Kaoru

Stylus RMX Xpanded

以前、Spectrasonics( スペクトラソニックス ) のOmnisphere 2(オムニスフィア)についてレビューしました。
まだ見ていないという方は、是非チェックしてみてください!

今回は同社が開発した、不動の人気を誇るドラム・パーカッションソフトウェア音源「Stylus RMX “Xpanded” (スタイラス アールエムエックス エクスパンディッド)」(以下 Stylus RMX)について徹底的にレビューしていきます!

  • Stylus RMXとは
  • Stylus RMXの特徴
  • 使い方/操作方法
  • オススメのサウンド

についてまとめています。

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Stylus RMXとは

2004年に誕生し、17年間も愛されているドラム・パーカッション音源。

未だにとても多くのプロ音楽家が愛用しています。
これまで様々なメーカーがとても多くのグルーブ音源を発表していますが、それらの製品に埋もれることなくヒットしているのは、クオリティが高い証拠。

かなり古い音源ですが、ハイクオリティのサウンドを収録すると共に柔軟な操作性を実現しています。

また、Spectrasonics独自のデザインが印象的ですね!

https://youtu.be/MdE3kLb3bjs

Stylus RMXの特徴

ロングヒットを飛ばしている「Stylus RMX」ならではの特徴をまとめていきます。

15GB以上のリズムパターンを収録した膨大なコアライブラリー

高い技術力を持ったSpectrasonicsの国際的なサウンドデザインチームが作成したハイクオリティのグルーブとサウンドはまさに即戦力!
ジャンルやタイプごとに分けられており、目的のパターンに近いものを探しやすいのも嬉しい機能です。

用意されているパターンをそのまま使うも良し、カスタマイズしてオリジナルのパターンを作るのも良し。
アイデア次第で、様々な使い方ができます。

エレクトリック系、アコースティック系、エスニック系まで含めた万能ループリズムマシンなので、歌モノだけでなく、CM音楽、ゲーム音楽、劇伴などどんな場面でも活躍してくれます。

「S.A.G.E. Xpanders」がデフォルトで収録!

元々、拡張音源として別売りで販売されていた「S.A.G.E. Xpanders(5種類の拡張音源)」が最初から収録されています。

ただでさえ、膨大なライブラリーを装備しているにもかかわらず、更にグルーヴ/サウンドが追加されている豪華な仕様なのです。

これにより、グルーヴ/サウンドの総数は約10,000種類!

Time Designer機能の搭載!

オーディオグルーヴをリアルタイムで任意の拍子、フィール、パターンに変更するStylus RMX独自の機能。

これにより、短時間で様々なエディットを可能にしました。

リズムパターンに変化をつけるChaos Designer機能の搭載!

簡単でシンプルな操作で、グルーヴに様々な変化を与えることができる機能です。

常に変化するバリエーションを持たせることを可能にし、オーディオグルーヴが即興的に作られているような印象を与えます。
この機能により、飽きのない面白いリズムを作り出すことが容易になりました。

細かい変化を加えたり、極端で大胆な変化を加えることも可能です。

また、キャプチャ機能を使用することで、生成されたパターンをMIDIファイルとして記録することが可能になり、ホストシーケンサー(DAW)のプロジェクト上にドラッグ&ドロップして編集することができます。

高品質なエフェクト機能の搭載!

歪み系、ダイナミクス系、モジュレーション系、空間系、フィルター系など一通りのエフェクターが備えられています。

その数なんと30種類以上!

ラックマウントタイプのデザインは、とても分かりやすく、操作性にも優れています。

まるで、ハードウェアをいじっているような操作感は、サウンドメイクを楽しくしてくれます。

リバース機能!

ワンクリックで簡単にリバース(逆再生)することが可能!

この機能により、思いもよらないユニークなサウンド・リズムパターンを作り出すことができます。

アイデアが思いつかず、煮詰まってしまった時に重宝します。

使い方/操作方法

Stylus RMXの基本的な使い方を解説していきます。

1.膨大なライブラリの中から、リズムを選択する

画面右側の、Elements欄のパターン名をクリックすることでサウンドを確認することができます。
自分の理想のパターンを見つけましょう。

2.MIDIのドラッグ&ドロップ

画面左側中央のMIDI FILEのパターン名の部分をドラッグし、DAWのプロジェクト画面にドロップすることでMIDIデータを貼り付けることができます。

3.MIDIのエディット

リズムパターンは、スライスされているので編集しやすくなっています。
かなり自由にエディットすることができるので、いろんなパターンを作ってみると良いでしょう。

オススメのサウンド

膨大なサウンドの中から、私が特にオススメしたい使い勝手が良いサウンドをご紹介していきます。

Burning Grooves Head Pop

プリセットをそのまま貼り付けるだけで、迫力のあるドラムサウンドを鳴らしてくれます。

歌モノによく使用しています。

楽曲のイメージを固める前のラフ段階でも活用しやすいです。

RMX Grooves World Hunt

危機迫るような世界観を感じるビートは劇伴、映画音楽、ゲーム音楽にピッタリ。

簡単に独特な雰囲気を作れるのでサウンドクリエーターにとってかなり役に立ちます。

Liquid Grooves Shakers

打ち込むのが地味に面倒なシェイカーサウンド。

様々なパターンから選ぶことができるので制作時間をかなり短縮できます。

J-POPはもちろんですが、ダンスミュージックのようなデジタルサウンドにも馴染むのでかなり使いやすいです。


以上、ドラム・パーカッションソフトウェア音源「Stylus RMX “Xpanded” 」についてレビューしてみました。
さすが、Spectrasonics!
サウンドも機能性も抜群で、長年愛される理由が分かりました。

是非、導入してみてはいかがでしょうか?

ライター:Kaoru

2017年から作曲家、編曲家として本格的に活動を開始。楽曲提供・MIDIデータ制作・ミックス・マスタリング・オンラインでの講師など幅広く活動中。 Webサイト:https://kaoru113portfolio.wordpress.com/

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