コロナ禍で自宅時間が増えている昨今。
自粛期間でも楽しく過ごせるように皆さん工夫をしていると思います。
そんな中で、「DTM」を始めようとしている方が急増しているようですね。
今回は、プロ御用達オーディオインターフェースである「Universal Audio」について語っていきたいと思います。
プロ向けの機材と思われがちですが、初心者にもとてもおススメです。
1958年にBill Putnam Sr.によって設立され、現在はLos Angeles、Colorado、Amsterdamにオフィスを構えています。
本社は、California州のSilicon Valley近くのScotts Valleyを拠点にしています。
創業以来、革新的な機材に定評があり、世界中の音楽家に愛用され続けています。
伝説的なレコーディング機器を忠実に再現する技術がとても高く、発表した製品は数々の賞を受賞するほど。
DSPのパイオニアとして、オリジナルのハードウェアメーカーにも認められています。
オーディオインターフェースを中心に様々なハードウェア・ソフトウェアを販売しています。
長年、プロに愛用されるには理由があります。
私もUniversal AudioのAPPOLOを導入していますが、今では手放すことができない相棒のような存在になっています。
その魅力や特徴を解説していきます。
DSP(Digital Signal Processor)は、デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサのことを指します。
簡単に説明すると、エフェクトの処理に特化した処理機能です。
様々な機器に搭載されており
など、意外と皆さんの身近にあるのです。
このDSPを搭載することで、パソコンに負荷を掛けることなく、ハイクオリティのプラグインを使用することができるのです。
特にDTMは、多くのソフト音源やプラグインを使用するのでマシンパワーが不足しがちになりますが安心して使用できるのはとても魅力的。
しかも、抜群の安定性や処理の速さは、スムーズな楽曲制作を実現してくれます。
UADプラグインを掛けながらリアルタイムでレコーディングすることができます。
そうすることで、まるで実機を使用しているかの感覚になります。
また、サウンドメイクがしやすいだけでなくプラグインモデルの比較ができるので各エフェクトの特徴を知ることができます。
レコーディングのクオリティが上がるだけでなく、知識も付くので積極的に使用していきたい機能。
2020年に誕生した新進気鋭のDAW「LUNA Recording System」。
2021年9月現在では、Mac専用のソフトウェア。
ソフトウェア自体は、公式サイトから誰でもダウンロードできますが動作させるには、Thunderbolt接続のApolloもしくはArrowが必須となります。
Apollo・Arrowユーザーにとっては非常に扱いやすい設計。
DAWの基本的な機能を全て搭載しているので、Apollo・Arrowを購入すれば、楽曲制作に必要なソフトウェアは全て揃います。
私が一番驚いたのは、軽快な動作!
アイデアをすぐに形にできます。
グラミー賞受賞エンジニアが愛用する、高級のハードウェアを完璧に再現したプラグインエフェクト、ソフト音源、アンプシュミレーターを使用できます。
そのメーカーには
等々、とても多くのメーカーに公認されています。
今では、お目にかかることもできないような貴重な機材を導入できるのはUADならではの機能!
本来何百万もかかる環境を比較的安価で構築することができます。
テーブルトップタイプのAPOLLO TWINシリーズとラックマウントタイプが選択できるので、ご自身の環境によって合うものを選びましょう。
接続タイプには、Mac向けのthunderbolt接続、Windows向けのUSB3接続だけでなく、Firewire接続タイプもあります。
用途に応じて最適な製品をチョイスできるのは、財布に優しく導入しやすいですね。
※Windowsの場合、細かな動作条件がありますのでご自身のPCスペックを確認してご購入してください。
Universal Audioのオーディオインターフェースは全てにDSPを搭載していますが、DSPは重い負荷をかけるとかなり熱を持ちます。
特に夏場だと、壊れるんじゃないか??と思うほど。
熱暴走を避けるために、扇風機などで冷やすようにしてください。
※精密機器なので結露などの水気には充分注意してください。
豊富なラインナップの中から、特にオススメの製品をご紹介していきます。
デスクトップタイプの中で、最も高性能のモデル。
SHARCプロセッサーを4基搭載しているので、ある程度重い処理も問題なくこなしてくれます。
公式サイトにログインし、ユーザー登録することで
などのプラグインエフェクトが使用可能になります。
APOLLO TWIN X Heritage Editionを…
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Universal Audioの中で、もっとも安価なモデル。
SHARCプロセッサー1基搭載。
APOLLO TWINとは異なるデザインになっています。
USBバスパワー駆動なので、外出先でも使用できます。
Universal Audio Apollo Solo – Supernice!DTM機材
業務用としても使用できるハイスペック仕様。
12in/18outの入出力、SHARCプロセッサーを4基搭載、Thunderbolt 3接続、Macintosh/Windows対応。
Unisonテクノロジー対応のマイクプリアンプを4基搭載しています。
少し大き目のボディと洗練されたデザインが目を惹きます。
大掛かりな環境構築に最適!!
HEXAコアプロセッシング とサラウンドサウンド対応の16チャンネル最上級オーディオコンバーター。
ラックマウントタイプ。
新しいA/D&D/Aコンバーター、HEXAコアUADプラグインプロセッシング、7.1サラウンドサウンドモニタリングを使用してトラッキング、オーバーダブ、ミックスが可能。
すでに発売されている統合型オーディオインターフェイスの中でもっとも広いダイナミックレンジ(133dB)ともっとも低いTHD+N(-129dB)を提供してくれます。
DSP性能も50%増強することで、プラグインの安定性が向上。
また、最大4台までのApolloと6台のUAD-2デバイスを組み合わせて使用することができ、スタジオの拡張を容易にしました。
そうすることで、商用スタジオで導入される方が増えているようです。
UNIVERSAL AUDIO APOLLO Xシリーズ – Supernice!DTM機材
以上、「Universal Audio」のオーディオインターフェースについて解説させていただきました。
多くのプロフェッショナルに愛用される理由が分かったと思います。
特にオーディオインターフェースはDTMをする際にかなり優先順位の高い機材。
こだわってみてはいかがでしょうか!
ライター:Kaoru
2017年から作曲家、編曲家として本格的に活動を開始。楽曲提供・MIDIデータ制作・ミックス・マスタリング・オンラインでの講師など幅広く活動中。 Webサイト:https://kaoru113portfolio.wordpress.com/
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