歌が大好きで、歌を仕事にしたい!そう考えている人は世の中に沢山いると思います。
「歌を仕事にするなんて無理に決まってる。」
そんな声も聞こえてきそうですが、本当にそうでしょうか。
確かにテレビに出るような大物歌手になって、大成功する人はほんの一握りの人かもしれません。
しかし、世の中には色んな歌に関する職業があります。
今回の記事ではそんな歌の仕事を4つご紹介し、その仕事に就くためにすべきことを書いていきたいと思います。
歌を仕事にしたいと考えている人の殆どはこの歌手になりたいと考えているのではないでしょうか。
歌手というのはご存知の通り、「歌」を提供し、その対価としてファンからお金を得るという職業です。
事務所に所属してお給料を頂く形と、フリーランスで活動する形がありますが、いずれにせよ基本的にファンの方からお金を頂くという仕事になります。
その為どんなに歌唱技術が高くても、ファンがいないシンガーはビジネスとしては成立しません。
逆にそこまで歌唱技術がなくても成功を収める方もいます。
歌手の仕事における「商品」は主にそのアーティストの「楽曲」です。
CDやストリーミングサービスで配信するなどして、これらを販売して利益を上げます。
また「ライブ」「コンサート」も「商品」の一つです。
ファンの方が「コンサート」という「商品」を体験する為にチケットを購入します。
また、ライブ映像やグッズなどのコンテンツを販売して収益を得たり、ファンクラブを運営してその会費を頂いたり、様々な形で収益化しています。
今回、紹介する4つの歌に関する仕事の中で、1番花形でもあり、1番倍率も高い仕事になります。
二つ目はボイストレーナーという仕事です。
ボイストレーナーはその名の通り、歌が上手くなりたい人にその方法を教える職業です。
プロ、アマチュア、関係なく「歌が上手くなりたい」という人であれば誰でも顧客になり得ます。
元々は音楽事務所や音楽教室に雇われているボイストレーナーが多かったのですが、近年ではフリーランスで活動するボイストレーナーも増えています。
教室でのレッスン以外にも、ネットを使ったリモートレッスンなども今では盛んに行われています。
①の歌手活動と並行してボイストレーナーを行っているという方も実際には多くいます。
ボイストレーナーという仕事は、歌唱技術以外にも教える技術、更には発声や呼吸法など声に関する知識も必要です。
①の歌手という仕事はファンの方からお金を頂く仕事であったのに対して、バックコーラスシンガーは、その歌手のバックでコーラスサポートをすることで、ギャランティを頂く仕事になります。
歌手に雇われて仕事をする、裏方専門の歌手になります。
実際のところは、普段は歌手として活動しているシンガーで歌の上手い人が、バックコーラスとして声をかけてもらえるといったケースが多いです。
シンガーソングライターのナオト・インティライミがMr.Childrenのバックコーラスを昔やっていたり、DREAMS COME TRUEのボーカル吉田美和は小泉今日子や中山美穂のバックコーラスをやっていたり、プロの方が下積み時代に、格上のプロの方のバックコーラスをするといったこともあります。
バックコーラスシンガーに求められるスキルは、高い歌唱技術とメインの歌手からのオーダーに応えられる柔軟性です。
あくまで裏方の仕事なので自己表現の類は一才必要ありません。
それよりもピッチの正確さ、リズムの正確さなど、高い技術が求められます。
今回紹介する4つの仕事の中で一番、馴染みがない仕事かもしれません。
仮歌シンガーとは、作曲家さんが作った曲に仮の歌を入れるシンガーのことです。
どういうことかというと、作曲家さんがジャニーズやアイドルに提供する為の曲を作り、コンペ(オーディション)にその曲を出します。
しかし、作曲家さんは曲を作る専門で、歌を上手には歌えないというケースがあります。
また、歌えたとしても、その提供する楽曲のイメージと自分の歌声が違う場合、それを誰かに歌ってもらう必要が出てきます。
これを歌うのが仮歌シンガーです。
仮歌シンガーだけで食べている方もいますが、この仕事も自身の歌手活動の合間を縫ってアルバイト的に行なっているシンガーの方が多いです。
仮歌シンガーも高い技術が必要とされ、バックコーラスシンガーと同様、自己表現は邪魔とされます。
作曲家さんの要望に沿って歌える歌唱技術が必要です。
仮歌の仕事や、ボイストレーナーの仕事は、ネットで「仮歌 バイト 募集」「ボイストレーナー 募集」などと検索すると、意外と沢山出てきます。
またバーやレストラン結婚式などでも、歌を歌って欲しいという仕事の募集も探せばあったりします。
歌手、ボイストレーナー、バックコーラス、仮歌シンガー、どの仕事も事務所に所属するという道もあります。
良い事務所に所属出来れば、事務所が仕事を取ってきてくれますし、お給料を事務所から頂くことも出来ます。
しかしながら、そんな良い事務所は数少なく、実際は自力で仕事を取ってくる努力が大事だったりします。
歌を仕事にする為に、最も大事なのは人脈かもしれません。
先程書いた、ナオト・インティライミがMr.Childrenのバックコーラスを務めた経緯は、フットサルを一緒にやった際にボーカルの桜井さんにデモテープを渡したことがきっかけだったといいます。
仮歌の仕事も、バイトとして仕事の依頼が来る様にサイトに登録することは出来るのですが、毎回同じ仮歌シンガーさんにお願いしている作曲家さんが実は多いのです。
その為、仮歌シンガーとしての仕事を頂くことも、やはり知り合いの紹介であったり、ライブで出会った上手なシンガーに直接お願いしたりと、そういった繋がりの中で仕事になっていくのです。
歌を仕事としていく為に、今の時代に最も合っている方法は「自ら発信していく」ということだと思います。
それはYouTubeに歌っている動画をアップすることでも良いでしょうし、TwitterのDMを使ってお店に営業メールを送るのでも良いと思います。
YouTubeやSNSに投稿した歌唱動画がきっかけでお仕事の話を頂けるというケースが今の時代は本当に多いです。
「自分で発信し、自分で仕事を直接取る」
これが今の時代の基本です。
ボイストレーナーも今はYouTubeで歌が上手くなるノウハウを発信して、そこでファンを獲得し、リモートでレッスンを行なって収益を上げるなど、歌の仕事の在り方も大きく変わってきています。
歌を仕事にするということは決して簡単なことではありません。
しかし、歌手活動をしながらバックコーラスの仕事もして、時々仮歌シンガーの仕事をして、といった形で掛け持ちしている方も沢山います。
歌手活動だけで生計を立てることを目標にして良いと思いますが、そこに向かう中で様々な歌の仕事を経験するというのも良いことだと思います。
実際のところ「これをやれば歌を仕事に出来る」といった決まったルートがないのが難しいところだと思います。
しかし、それは逆に言えば、誰でも歌を仕事にすることが出来るとも言えます。
SNSにアップした「歌ってみた」の動画がバズって一気に仕事が舞い込んできたというシンガーさんもいます。
とにかく大切なのは、行動し続けるということです。
片っ端から仮歌シンガーのバイトを申し込んでみるでもいいでしょうし、事務所のオーディションを受けまくるでもいいと思います。
YouTubeに毎日、歌の動画をアップするのも良いと思います。
行動し続ければ必ず、チャンスはやってきます。
そして巡ってきた出会い、ご縁を何より大切にして下さい。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
ライター:kato
2020年よりフリーライターとして活動。 @kato1155ka
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