ギター練習のためのメトロノーム利用法[記事公開日]2015年8月18日
[最終更新日]2015年08月18日
[ライター]森多 健司

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皆さん、練習にメトロノームは使用していますか?

メトロノーム練習は退屈そのものなので、あまり好んでやらないという人も多いです。特にギタリストの場合、曲に合わせて弾いたりするのが楽しいので、余計にやらなくなってしまいがちです。

でも、メトロノームの利用にはいろんな利点があるのです。

楽曲を鳴らすのとは違い、メトロノームの場合、点でしか音が出ないので、あいだの空白部分は自分で補わなくてはなりません。逆に常に鳴っているので、自分が演奏していない部分でもリズムをとり続ける、というクセも養うことができます。

こんなメトロノームの練習ですが、様々な使い方が考案されていますので、3種類ほど紹介したいと思います。

一拍ごとに鳴らす

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4分音符間隔で鳴らす、定番の使い方ですね。曲のリフや、ソロの簡単な場所などをこれで練習したり、いわゆる指慣らしのメカニカル・トレーニングのフレーズをこれでやってみると効果的です。一定の速さをキープするための下地が出来てくるでしょう。

さらにもうワンランク上の練習法として、4分→8分→3連→16分 という風に、音の長さを正確に自在に変えられるようになれば、あなたのリズム感は相当なものです。

特に3連が難しいですが、最初は拍ごとに3文字の言葉を唱えるという練習法もあります。

3連符を使ったリズムパターン | 初心者のためのカホン講座 第6回 – Percussion Library

ギターではなく、カホン練習法ですが、パーカッショニストでも同じことをやっていると思うと心強いですね。

16分音符で鳴らす

テンポを決めたら、メトロノームの16分音符マーク(大体の機種やアプリにはあるはずです)を設定することで、ピポポポ・ピポポポ……という風に、16分音符単位で音が鳴り続けるモードになります。

左手は完全に全弦をミュートして、右手でブラッシング音を出していきます。メトロノームに合わせて16分音符でミュート音を出し続け、メトロノームのクリック音を消していきます。完全に同じタイミングで出すことが出来ると、きれいにクリック音が消えてくれます。

最初は全然出来ないのでイライラしますが、気長にやっていると徐々に出来るようになります。とはいえ、出来ようが出来まいがすぐに飽きるので、ウォーミングアップがてら練習前に5〜10分ぐらいやれば十分でしょう。これには右手の上下運動を正確にする効果があります。16分音符で音を出し続けるということからも、カッティング系の演奏上達に最適です。アコギのストロークもこれをすることで安定すると思います。

でも、残念ながらアナログの振り子メトロノームではできませんね……。

2,4拍で鳴らす

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1小節に2つしか鳴らさないというものです。2,4拍目はロックではスネアが鳴る位置、ジャズではハイハットを踏む位置に当たりますので、そこだけメトロノームが鳴っている間隔です。設定上のテンポは当然半分になるので、120の曲は60で鳴らすことになります。

空白が多いので、そこを自分なりにしっかりとつないでいくという練習になります。クリック音をスネアに見立て、頭の中でハイハットをイメージできると最高ですね。

効果的な練習法とされていますが「あいだの空白でヨレていて、音の鳴ってるところだけ合っている」というケースに陥ってしまう可能性もあるので、そこは注意しないといけませんね。


というわけで、3種類挙げてみました。どれをやるにもメトロノーム本体がないと話になりませんので、持ってないという人はがっつりと練習用に一台買うか、お手軽にスマホ用アプリをダウンロードしてみましょう。

おすすめのiPhoneギターアプリ – エレキギター博士

最近ではアプリのものもグラフィカルで見やすく、タップ機能程度なら大体付いており、使い勝手が良いものが揃っています。是非手に入れて実践してみて下さい。

ライター:森多 健司

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