バンドマン、アーティスト向け〜YouTubeでのオススメの宣伝方法〜[記事公開日]2021年2月13日
[最終更新日]2021年06月18日
[ライター]kato

YouTubeの宣伝方法

今回の記事もプロを目指して活動しているバンドマン、アーティストに向けての記事になります。

今ではもうYouTubeを音楽活動の宣伝ツールとして使用していないという方の方が少ないと思います。

今回はそんなYouTubeを使ってどのような方法で宣伝していけばいいかを考えていきたいと思います。

まだYouTubeを使っていないというアーティストの方は非常に勿体無いので、すぐに始めましょう。

①インパクトのあるMV、面白いMVを作る

これは恐らく殆どのアーティストが一番最初に考えつくことだとは思います。

王道中の王道のやり方です。

MVは映像のクオリティが高ければ良いとも限りませんし、音のクオリティが高ければバズるというわけではありません。

どちらかというと、「面白さ」「真新しさ」の方が話題になって拡散される傾向があります。

面白いMVというと真っ先に思いつくのは岡崎体育さんの「MUSIC VIDEO」という楽曲のMV。

ミュージシャンがやりがちな「MVあるある」について歌った楽曲で、完全にMVありきの楽曲ですが、これは今まで誰も思いつきませんでした。アイディア勝ちだと思います。

このMVはかなり話題となり、岡崎体育の名を一躍全国区にのし上げました。

 

 

また星野源さんの「恋」もドラマの効果もありますが、「恋ダンス」は一大ブームとなりました。

 

 

近年は、TikTokに若者が音楽に合わせて踊ってみた動画をアップするのがブームなので、簡単に踊りを真似できるようなダンス系のMVがバズる傾向があります。

 

最近、TikTokで流行しているフレデリックさんの「オドループ」

一度聴いたら頭から離れないサビのフレーズと、自然に体が揺れてしまう軽快なリズム。

タイトルの通り、踊らせることを意識して作られた楽曲のようにも感じます。

 

MVはお金をかければいいとわけではありません。

その時代のトレンドもありますし、低予算でもアイディアさえあれば人目を引くMVがきっと作れるはずです。

一つの案としては、曲を作ってからMVを作るのではなく、先に面白いMVのアイディアを出し合って、その後にMVありきで曲を作ってみるというのも良いかもしれません。

②カバー動画をアップする

 

こちらも超王道の方法で、「そんなのもうやってるよ」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、カバー動画はやはり、オリジナルよりも多くの人に聴いてもらうきっかけに圧倒的になりやすいです。

 

MVにおいては、クオリティはそこまで関係ない、「アイディア勝負」と書いたのですが、カバー動画においては少し違います。

カバー動画は音質、映像のクオリティが高くないとあまり再生してもらえません。

人気のカバー曲はやはりカバーしている人の数もかなり多いので、そこで勝負する為にはある程度以上の音質、映像クオリティは用意する必要があります。

 

今ではスマホ一台でもそれなりの音と映像の動画を作ることが出来ますが、本気でカバー動画を上げていくのであればスマホはあまりオススメはしません。

 

またカバー動画をアップする場合でもちょっとしたアイディアを加えるだけで、一気に再生されやすくなったりします。

新曲がリリースされたその日にそのカバー動画をアップする

人気のある楽曲はカバーする人の数も多いので、競合率が高く、再生回数を稼ぐのは簡単ではありません。

そこでオススメしたいのが、新曲がリリースされたらその日にカバー動画をアップするという方法です。

人気のあるアーティストが新曲をリリースしたら、それをYouTubeで検索する人はかなりの数います。

そこでそのリリースと同時にカバー動画をアップすれば、「リリース日にカバー動画を上げる」と決めている人のカバー動画だけの闘いになるので、競合率はかなり下がります。

大変ではありますが、効果はかなり高いので是非試してみてください。

コード譜をつける

流行りの曲のカバー動画に合わせて、わかりやすくコード譜などを載せてあげて、弾き語りの初心者向けの動画にするというのも一つの手です。

要は普通のカバー動画との差別化を図る必要があるということです。

こちらもやはり、新曲リリース日にコード譜付きのカバー動画などをアップすればかなり効果は高いでしょう。

極端なアレンジをする

流行りの曲、ヒット曲を極端にアレンジして動画にするというのも効果的です。

話題の曲を「短調にして歌ってみた」「原曲キー+5で歌ってみた」「倍速で歌ってみた」

など、すでにやられている方も結構いますが、「どんな風になるんだろう?」「そんなの本当に歌えるの?」と思わせることが出来れば再生してもらえるので、それはある種「勝ち」ではあります。

 

ただし、再生はされても、例えば「原曲キー+5で歌ってみた」という動画で、全然歌えていなかったら、「何だよ、やっぱ全然歌えてねーじゃん」となって二度と動画を見られることはないでしょうし、ファンにはなってもらえません。

「面白さ」を売りにするYouTuberならこれもアリなのですが、バンドマン、アーティストとなるとイメージ的なものもあるので、面白ければいいというわけでもありません。

そのあたりの見極めはとても重要です。

③コラボ動画をアップする

アーティスト同士のコラボ動画は単純にそれぞれのファンが観てくれるので、手っ取り早く再生回数を稼ぐことが出来ます。

アーティスト同士に限らず、ダンサー、漫画家、俳優、など異業種とのコラボも普段観てもらえない客層に音楽を届けることが出来るのでオススメです。

④YouTube Liveをする

YouTubeではライブ配信機能があり、誰でも簡単にライブ配信することが出来ます。

モバイルの端末から配信するにはチャンネル登録者1000人以上というハードルがありますが、パソコンからであれば誰でも配信が出来ます。

YouTube Live は誰でも簡単に配信を観ることが出来るので、こちらも有効活用しない手はありません。

⑤YouTubeに広告を出す

実はYouTubeにお金を払って広告を出すという手もあります。

この方法はYouTubeを始めたばかりの方にはオススメはしませんが、ここぞという時にはお金をかけて広告を出すのも一つの戦略だと思います。

YouTubeでは様々な種類の広告があり、主に1回再生されると3〜20円程度かかるというものが殆どです。

(再生されていないものは、カウントされません)

 

予算も設定出来るので手軽に始めることが出来ます。

更にYouTube広告の凄いところは、例えば「20代」「女性」「メタル好き」などターゲットを細かく絞り込んで、その人にだけ広告を出すということが可能です。

ですのであなたの音楽に興味のありそうな人に絞って広告を出すことが可能なので、やってみる価値は十分あると思います。

ただし、出来る限りは自力でYouTubeの再生回数を伸ばす努力をして、本当にここぞという時に広告を出すのが良いと思います。

一つの動画だけ、お金を払って沢山の人に観てもらえても、他のコンテンツが微妙であればお客さんはすぐに離れていってしまいます。

結局のところ、YouTubeのチャンネル自体を魅力的なコンテンツにしていかなければ意味がないのです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。YouTubeは今やテレビを超える勢いのあるメディアの一つです。

人気YouTuberも多数現れ、芸能人も次から次へとYouTubeに参戦している時代です。

実際かなり飽和していて、今からYouTubeで人気を獲得していくということは決して簡単ではありません。

しかし、昔は有名なテレビ番組に出演したり、大手の音楽事務所と契約しなければ売れない時代でしたが、今はYouTubeの動画一本で誰でも一躍大ヒットを出すことが出来る時代です。

これは物凄いチャンスが平等に与えられているということなのです。

YouTubeを有効活用して、あなたの音楽活動にどんどん役立てていって下さいね。

ライター:kato

2020年よりフリーライターとして活動。 @kato1155ka

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