前回の「コードフォームの覚え方(◯M7)」に引き続き、今回もコードのお話です。
M7コードを元にして、いろいろなコードのフォームを覚えよう!という内容です。
前回のCM7はルート音(C)→赤、3度音(長3度)=E→黄、5度音(完全5度)=G→青、7度音(長7度)=B→黒の配置はこのようになっていましたね。
早い話がこの中の3度音、5度音、7度音を少しづつコードに合わせて変えていけばいろんなコードができあがる、ということです。
主なコードの構成音を見てみましょう。
それぞれの数字に◯は半音下げる、◎は全音下げる、□は半音上げる、です。
数字の横についている↑(↓)一つが半音です。
今度はこれを元に実際にギターで押さえてみましょう。
5弦3Fルート
6弦8Fルート
注:ルート音→赤、3度音→黄、5度音→青、7度音→黒となっています。
同じ度数の音はどちらかひとつのみでもかまいません。
もちろん上のダイアグラムからCM7のフォームを選んでその中の音をコードに合わせて変えていくということも大切です。
こうしていくとだんだんと「ルートがここにある時にこの音(音程になる音)がここにある」ということがわかってくると思います。
LAのギタリスト、リー・リトナーが「このような事を身につける事は君の生活につながる(すなわち、こういうことを覚えるとそれで仕事ができる、ということ)」というようなことを雑誌のセミナーで書いていました。
そのくらい大切だ、という事です。
最初は難しく感じますが、焦らず時間をかけてしっかりマスターしてください。
ライター:澤田 卓也
ミュージックカレッジ・メーザーハウス講師。 澤田卓也ギタースクール主宰。 著書として「ギターコード・パーフェクトマスター」「アコースティックギター・パーフェクトマスター」(共に日本文藝社刊)。 ジャズ、ロック、ブルース、ポップス等ギターミュージックは全部好きです! 自分のバンドではジャズ・フュージョン系の音楽を演奏しています。
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