もっと自由なギターライフを! Line6の次世代マルチエフェクター「AMPLIFi TT」を紹介![記事公開日]2015年2月21日
[最終更新日]2021年09月13日

AMPLIFi TT

「POD」をはじめ、たくさんの名機を世に送り出しているLine6から、「AMPLIFi TT」という卓上タイプのマルチエフェクターが発売されます。エレキギター博士のウェブサイトでもAMPLIFiシリーズについて取り上げていますが、今回発売されるTTは、同シリーズの最新モデルとなります。ここでは、そんなAMPLIFi TTについて紹介していきます。

AMPLIFi TTについて

まずは本機の特徴を見ていきましょう。

・PODシリーズの高品位なサウンドをそのまま移植
・70種以上のギターアンプ、100種以上のエフェクト、20種以上のスピーカーキャビネットを搭載
・最大同時8エフェクト
・Bluetooth対応
・100種類の内蔵プリセット
・ギター入力とステレオAux入力を搭載
・RCA出力とデジタル出力、アンプ出力を搭載
・ヘッドフォン出力を搭載
・FBV 端子(フットスイッチ用端子)と USB端子を搭載
・USB接続によりオーディオインターフェースとして使用可能

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名称にあるTTは「テーブル・トップ」の略であり、冒頭で紹介したように「卓上」で使用するマルチエフェクターになります。本体は非常にコンパクトで、その外観はさながら、リビングにあるオーディオ機器のようです。

本機はBluetoothに対応しており、iOSやAndroidを搭載したモバイルデバイスと連動することで、使用するアンプやエフェクト、キャビネットを変更することができます。細かい音作りはモバイルデバイスを使って行うので、スマートフォンやタブレットは必須と言えます。

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また、デバイス内の音楽ファイルをギターサウンドとミックスして出力することができるため、既存曲のコピーにも最適です。他にも、オンライン上でのプリセット共有や、音楽ライブラリの楽曲に合わせたセッティングの自動設定など、次世代モデルらしい機能を多数搭載しています。

本機はコンパクトなので持ち運びができる上、ヘッドフォン端子もあることから、どの時間帯でもギターを鳴らすことができます。いつでもどこでもギターを楽しむことができ、「ギタリストに自由を与えてくれる」画期的な製品と言えるのではないでしょうか。

AMPLIFi TTとAMPLIFi FX100の違い

ギター博士による AMPLIFi FX100 の演奏動画

AMPLIFi TTは卓上タイプですが、一つ前のモデルにあたる「AMPLIFi FX100」はペダルタイプのマルチエフェクターでした。ここで、TTとFX100の大まかな違いを見ていきましょう。

AMPLIFi TTとAMPLIFi FX100の比較

・本体の形状が異なる
・出力端子がTTの方が多い
・TTはオーディオインターフェースとして使える

まず本体の形状に関してですが、卓上モデルということもあり、TTの方が圧倒的にコンパクトとなっています。FX100は一般的なフロアタイプのマルチエフェクターと同等のサイズになるため、それなりの大きさになってしまいます。

その反面、TTにはフットスイッチが無いので、足元でパッチ操作をすることはできません。なので、足元で音色を切り替えたいギタリストは、専用のフットスイッチを別途用意しましょう。

出力端子

次に、出力端子についてです。FX100はステレオバランス出力端子とアンプ出力端子を標準搭載していますが、TTはこれらに加え、「RCA出力端子」と「デジタル出力端子」を新たに搭載しました。これらの端子とパワードスピーカーを接続することで、本格的なギターサウンドをアンプが無くても鳴らすことができます。

また、TTとパソコンをUSBケーブルで接続することにより、オーディオインターフェースとして使うことができます。高品位なデジタルレコーディングが可能になるため、宅録をしているギタリストにもオススメです。

ちなみに、FX100にもUSB端子は搭載されていますが、2015年2月現在ではインターフェースとして使うことはできません。手元で全ての操作を完結させたい方はTTを、足元でパッチの切り替えを行い、エフェクターの一種として使いたい方はFX100を選ぶと良いでしょう。

LINE6 AMPLIFi TT

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