「3大ギタリスト」
ギタリストの会話の中でよく出てきますよね。
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジは誰もが認めるすばらしいプレイヤーです。そして現代の3大ギタリストがジョン・フルシアンテ、ジョン・メイヤー、デレク・トラックスですね。
そんな新旧3大ギタリストのライブ映像を集めてみました。
偉大なギタリストのライブ映像は刺激たっぷり、勉強になることも多々。よく観ると彼らが素晴らしいと言われている理由がわかるのではないでしょうか。
1960年代からヤードバーズ、クリームなどのバンドでギタリストとして活動。その演奏について、エリック・クラプトンは神だとロンドン市内に落書きされていたという話も。「スローハンド」というニックネームも持っていますよね。
2004年には彼の愛器のストラトキャスター「ブラッキー」がオークションに出品され、最終的に95万9,500ドル(およそ1億520万円)の価格がつけられ当時「世界一値段の高いギターとなった話も有名です。
指弾き+トレモロアームを使用した奏法を使用しストラトキャスターを自在に操るギタリストです。指弾きによってピックでは出せない繊細なニュアンスまで表現しています。
ツアーで使用するアンプは、レンタルのMarshall JCM2000と言うなんとも一般的な機材でした。やはりギターの音は機材ではなく指だと痛感させられた思い出があります。
Jimmy Page単体ではなく、彼の所属バンドLed Zeppelinから一曲ピックアップしてみました。ギターは「ヘタウマ」なんて言われてしまう事もありますが、彼はリフ作りの天才ですね。
この曲もそうですが、どの曲を聴いてもカッコよく印象的なリフばかりです。ステージでレスポールを低く構えた姿はそれだけでオーラが漂っています。
こちらもDerek Trucksが所属していたバンド「Allman Brothers」のライブ映像です。
もともとAllman Brothers Bandにいたスライドギターの名手デュアン・オールマンを髣髴させるスライドプレイヤーです。
機材はギター+アンプのみで足元にエフェクターは一切置かない事も有名ですね。
甘い歌声と甘いマスク。
それに加え、スティーヴィー・レイ・ヴォーンに影響受けたブルージーなギターが持ち味のギタリストです。曲はポップで聴きやすく親しみやすいものが多いですが、いざギターソロになるとブルーステイスト溢れる泣きのギターを聴かせてくれます。
John Fruscianteが所属していたバンド「Red Hot Chili Peppers」からの一曲。この曲もかなり有名ですね。
彼はストラトでのカッティングリフや、コードアルペジオを使ったプレイが多く、特にカッティングリフは彼のプレイの代名詞と言ってもいいのではないでしょうか。ギターソロはメロディー重視でディストーション/ファズを強めに掛けてサスティーンのある音作りをしています。
初期のころはテクニカルなプレイもしていたようですが、近年のプレイスタイルは「枯れたギター」と表現されるような泣きのプレイが多くなっています。
新旧6人のギタリストを紹介してきましたが好みのギタリストはいましたか?
好き嫌いはあると思いますが今回上げた6人の名前とジャンルなどは知っておくと色々と役立つと思います。
ただし、「3大ギタリスト」という言葉自体は日本のメディアが使用し始めたようですので、海外では通用しないかもしれませんのでご注意を!!
ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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