今回は、男性ボーカルと女性ボーカルに分けて、冬にぴったりなバンドソングを厳選してご紹介します！

冬休みや年末年始は、仲間と集まってバンド演奏を楽しむ絶好の機会です。この季節ならではの楽曲で、冬の情景や特別な思い出を彩りませんか？

初心者でも挑戦しやすい曲から少し難易度の高い曲まで、それぞれの特徴やギターの弾き方を解説します。こたつでぬくもりを感じる冬だからこそ、音楽の力で心も暖かくしてみましょう！

男性ボーカルで楽しむ冬ソング

①ELLEGARDEN／サンタクロース

難易度★★☆☆☆

アップテンポで盛り上がる冬の名曲。

シンプルなパワーコードが特徴で、初心者でも演奏しやすいのが魅力です。イントロのアルペジオはゆっくり聞こえますが意外とスピード感があります。

特にAメロのバッキングは、軽快なストロークがポイント。曲が進むにつれて盛り上がる展開なので、バンド全体でダイナミクスを意識すると原曲の雰囲気が出ます。

②back number／クリスマスソング

難易度★★★☆☆

クリスマスといえばの定番バラード曲。

ギターは、2拍目と4拍目を意識して、スネアに合わせるのがポイントです。16ビートのリズムは、ハネるので（シャッフル）強弱をつけて弾くと上手なストロークに聞こえます。

イントロ部分のオルゴールは、アルペジオで弾くと冬の雰囲気が出て◎

ギターが控えめに響くことで、ボーカルとピアノの音色が引き立ち、曲全体のバランスが良くなります。

③BUMP OF CHICKEN／Merry Christmas

難易度★★☆☆☆（エレキ★★★★☆）

アコギとエレキギターが絶妙に絡み合う一曲。どちらもイントロのアルペジオは練習のしがいがありますが、ゆっくり丁寧に弾くことで美しい音色を出せます。

＜アコギ＞
歌詞の温かさを音に込めるように意識して演奏しましょう。コードは半音下げでG、C、D、Amが中心で見覚えあるものばかり。

コードチェンジが忙しいので、手元を見ずに弾けるように練習してください。アコギの弾き語りとしてもおすすめです。

＜エレキ＞
細やかなリードフレーズが登場、やや難易度は高めです。イントロやAメロでは、クリーントーンで一音ずつ丁寧に弾き、リバーブを少し加えて温かさをプラス。他パートとの音量バランスに気をつけながら、サウンドに彩をつけてみてくださいね。

④B’z／イルミネーション

難易度★★★☆☆

冬に弾きたい！思わずスキップしたくなるロックナンバー。

Aメロからの「ズンズンチャッ」のリズムが印象的。ドラムのリズムをしっかり感じながら演奏することで曲のノリを活かせます。

ギターソロの難易度は、中級レベル。チョーキングをやりつつ同時にタッピングが登場します。慣れないと難しいですが、タッピングの練習曲としてもオススメです。

アンプの歪みは強めに設定し、最後のビブラートをしっかり入れてあげると松本さんっぽくなってGood！

⑤マカロニえんぴつ／ハッピーエンドへの期待は

難易度★★★★☆

独特のメロディと感情豊かな歌詞が特徴の楽曲です。

ギターはAメロから繊細なアルペジオで始まり、後半のギターパートは「複雑」になっていきます。中盤から歪みが加わり、フレーズ、速弾きありのソロが登場。初心者さんには少し難易度が高めです。

あえてリードパートを省き、パワーコードのバッキングにアレンジすると無理なく演奏を楽しめます。

弾き語りやバンド演奏でも映える、おすすめの曲です。

⑥Hi-Standard／Happy Xmas(War Is Over)

難易度★★☆☆☆

迷ったらこれ！誰もが聞いた事ある冬ソング。

パンクロックの軽快なリズムが特徴です。パワーコードだけで演奏ができます。

シンプルで覚えやすいですが、高速ブリッジミュートが登場します。はじめは、テンポは150くらいのゆっくりめで練習し、音切れせずコードチェンジも滑らかに弾けたらテンポ+5〜10で調整。

これを繰り返して原曲テンポまで持っていきましょう！

ハイスタが弾けたら、どんなパンク曲も弾けます（マジ）

女性ボーカルで彩る冬ソング

①JUDY AND MARY／クリスマス

難易度★★★☆☆

ポップでキュートな冬の定番ソング。

ギターはアルペジオとカッティングが中心で、他のジュディマリの曲である『そばかす』や『くじら12号』と比べて、比較的チャレンジしやすいです。

「ジャキッ」としたサウンドが印象的ですよね。使用するギターは、シングルコイルの方がおすすめです。アンプでトーンを10ぐらいに設定すると歯切れの良い、原曲の音に近づけます。

バンドで演奏すれば、冬らしい華やかな空気感を一気に盛り上げることができる曲です。

②チャットモンチー／迷迷ひつじ

難易度★☆☆☆☆

ギターボーカルをする人におすすめしたい楽曲です。

チャットモンチーならではの独特な世界観と切ない冬の雰囲気を感じさせる曲。カポなしで、3コード（D、A、G）だけなので、ギター初心者にも挑戦しやすいです。

この曲ではコーラスが特に重要ポイント。

ギタボを担当するなら、コーラスを他のメンバーにお願いしてみるのも一案です。みんなで歌えば、バンド全体の演奏がより華やかに仕上がります。

③羊文学／1999

難易度★★☆☆☆

温かみのあるメロディとノスタルジックな歌詞が特徴の楽曲です。

使用されているJaguarギター独特のサウンドは、ショートスケール特有の甘いトーンが魅力。音作りは、リバーブはかけっぱなし、アルペジオの時にディレイをONで、奥行きのある音色を再現できます。

バンドで演奏する場合は、他の楽器とのアンサンブルを意識してみましょう。

冬の静かな夜に奏でたい一曲です。

⑤コレサワ／お願いサンタクロース

難易度★★★☆☆

かわいらしい歌詞とポップなメロディが魅力の曲。

アコギで弾いても、エレキで弾いてもクリスマスの雰囲気が出ます。特に間奏部分は、アコギの切ないアルペジオが特徴です。ピックを使って弾くと「雪が降っている風景」を演出できます。

また、この曲の魅力のひとつがギターソロです。短めで覚えやすく、おしゃれなフレーズが登場します！原曲の雰囲気を保ちつつ、自己流のアレンジを加えてみるのもアリ。

イベントやパーティーで演奏すれば、一気にクリスマス気分になれる曲です。

まとめ

今回は、冬のバンド演奏にぴったりなソングをご紹介しました。

たくさんあって迷っちゃいますよね。どの楽曲も、ギター初心者さんが挑戦しやすいものから中級者向けまで幅広く揃っています。曲ごとに難易度や雰囲気が違うので、自分の好みに合ったものを選んでみてくださいねっ

今年の冬は、暖かいこたつから抜け出して、仲間と特別な思い出を作りましょう！

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