【 TAB譜付】アベフトシのカッティング入門!速く弾ける練習方法[記事公開日]2024年8月26日
[最終更新日]2024年08月26日
[ライター]ぎたじょのR.

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

エレキギターを始めたばかりの人にとって、カッティングは難しそうに感じるかもしれません。でも、カッティングが身に付けば、ギターの演奏が一段と楽しくなります。特に、日本のロック界で強烈な影響力を持つアベフトシさんのカッティングは、あなたのギターライフを大きく変えるはずです。

本記事では、アベフトシさんのカッティング技術を初心者向けに解説し、その凄さと魅力を紹介します!

最後に、実際に練習できる簡単TAB譜もお届けしますので、ぜひ挑戦してみてください。

アベフトシとは何者か?

日本のロックシーンにおいて、「アベフトシ」を知らないのはもったいない!

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(略してミッシェル)のギタリストとして活動した彼は、独特のリズム感とエネルギッシュなカッティングで世間を魅了しました。彼のギターサウンドは、ただ音を鳴らすだけでなく、聴く者に強烈なインパクトを与えます。そんなアベフトシさんの魅力と彼がロック界で築き上げた伝説について解説します。

日本のロックシーンにおけるアベフトシの位置づけ

アベフトシさんは、ミッシェルのギタリストとして日本のロックシーンに名を刻みました。彼のプレイスタイルは、荒削りでありながらも繊細なリズム感を持ち、圧倒的な存在感を誇ります。ミッシェルのサウンドは彼のギターなしには語れません。

アベフトシのプレイスタイルの特徴

アベフトシさんの特徴は

  • テレキャスター
  • 打楽器みたいな鬼カッティング
  • フィードバック名人

といった、アベフトシさんならではの特徴があります。彼のカッティングには、まるでリズムそのものが生きているかのような力強さがあります。それでいて、音の切れ味やタイミングが絶妙で、一度聴いたら忘れられない印象を残します。

20代のギタリストがアベフトシに憧れる理由

ギターで個性を出したいと思ったことはないですか?

アベフトシさんのプレイは、独自の弾き方で表現をコロコロと変えていきます。彼の音を聞いただけで「アベさんだ!」と分かる人も多いはず。

ミッシェルが1996年にデビューしてから、20代の男性はみんなギターを買って真似していました。影響力が凄いですよね。

また、何回も弾きたくなるフレーズが多いためギターを始めたばかりの人にもおすすめです。(カッティング以外は)

 アベフトシのカッティング技術に迫る

カッティングはリズムギターの基本でありながら、奥深い技術が要求されるプレイスタイルです。アベフトシさんはまさに、頂点そのもの。激しいストロークと絶妙なミュート技術で、彼は圧倒的なリズム感と力強さを生み出します。

ここでは、カッティング技術のコツや初心者でも挑戦できる練習方法を紹介します。

 カッティングとは?リズムギターの基本

カッティングは、コードをリズミカルに刻むギターテクニックです。シンプルに見えるかもしれませんが、リズム感や力加減、そして音のニュアンスをコントロールするのが難しい技術でもあります。

アベフトシさんは、このカッティングを駆使して、シンプルなコード進行に独特のエネルギーを与えていました。

実際に、アベフトシさんのカッティングを聞いてみましょう。

 ありえない速さに唖然。

マシンガンのような、カッティングですよね。

必ずアベフトシになる!カッティングのポイント

彼のカッティングをマスターするには、ポイントは3つです。

  • 親指と人差し指を軸にする(左手)
  • ストロークをとにかく速く(右手)
  • ミュートする弦に必ず触れる(左手)

キレ味を出すため、音と音のスキマを作ることが1番のポイント。つまり、ミュートが命といえます。まずは、確実に弾けるゆっくりなテンポで練習してみてください。

面倒ですが、音のキレを上げるには地道な練習が1番の近道なんです。

 初心者でもできる!アベフトシ風カッティングの練習

最後に、ミッシェルの代表曲「シャンデリヤ」のリフを紹介します。この曲では、カッティングがこれでもか!ってくらい使われており、アベフトシさんのスタイルを体得するのに最適な曲です。

いやー、頭抱えちゃうな。

この曲すべて弾くのは、おすすめしません。難易度が高すぎてギターが嫌になるかも。

そこで、イントロのリフを簡単verにアレンジしてみました。2小節だけですが、良い練習になると思います。下のTAB譜を印刷して使ってみてください。

このTAB譜の使い方手順は以下の通りです。

  1. 「出す音」を意識して譜面どおりに弾く
  2. 5〜10ずつテンポ上げる
  3. 慣れてきたら休符にカッティングを入れる

この2小節をひたすら繰り返し練習するだけで大丈夫です。アベフトシ風な力強いリズムを再現できるようになります。

油断すると、ピックがずれてしまうので「ギリギリ弾けるテンポ」で練習しましょう。何事も「少しずつ、確実に」が上達への道しるべです。

まとめ

アベフトシさんは、日本のロックギター界における「伝説」的な存在です。彼のカッティングには、爆発的なエネルギーと鋭いリズム感が詰まっています。

ただ、テクニカルな面でハードルが高いなと感じるのも事実です。なので、まずは自己流でアレンジして弾いてみるのも良いかなと思います!

本記事で紹介した、初心者でも挑戦できる「シャンデリヤ」のカッティングは上達に必要な要素がたっぷりと含まれています。

この1フレーズだけ弾けたら、あなたは完全にアベフトシさんです!

いつの間にか、

「お、俺って結構イケてる?」

なんて自信を持てるようになるかもしれません。

心にアベフトシを宿して、エレキギターをもっと楽しみましょう。あなたも今日からロック魂を叫ぶギタリストの仲間入りだ!

カッティングの練習フレーズを弾いてみよう! – エレキギター博士

ライター:ぎたじょのR.

音楽ライター。女性ギタリストならではの悩みを中心に、音楽で役立つ情報の発信をしています。ニール・ショーンとの共演を目指して日々奮闘中。 個人ブログ:https://sparetimez.com/

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