11月末に発売になったRC Booster SH。
世界屈指のジャズ・フュージョンギタリスト、スコット・ヘンダーソン氏のシグネイチャーシリーズ第2弾です。

昨日、いつもお世話になっている楽器屋さんで弾いてきました。

発売前の情報以外、あまり記事が見つからなかったので早速レビュー記事を書いてみたいと思います。

Xoticとは

XoticはLA郊外にあるプレイヤビリティーと音を第一に追及したブランドです。
オリジナルピックアップやプリアンプも製作する生産本数の少ないこだわりのブランドです。

ギター・ベース
一人のビルダーが納得のいくまで時間をかけて作りあげたギターやベースは、ほとんどプロミュージシャンが使用しているということでその質の高さは折り紙付きです。

エフェクトペダル
ペダルはサウンドの軸であるギターとアンプの音を優しく支えるためにこそ存在する、というのがXOTiCの基本姿勢です。
プロミュージシャンからも非常に高い評価を得ています。
～メーカーHP参照～

Xoticはエフェクターで有名になったブランドですが、ギターやベースも手掛けています。
ギターはフュージョンバンド(ハイパーテクニカルコミックフュージョンサービス団体 )TRIXのギタリスト菰口雄矢氏が使用していますね。

以前からxoticのエフェクターは評判が高く、AC BoosterやEP Booster、BB preampそしてワウペダルまで誰もが納得するクオリティの音質を誇るブランドで、多くの著名なギタリストの足元に置かれています。

Xoticのエフェクター一覧 – Supernice!エフェクター

著者もBB Boosterはブースターから少しハードなオーバードライブまで作れ、大好きなペダルです。

スコット・ヘンダーソン

Scott Henderson
1954年8月26日 出身フロリダ、ウエスト・パーム・ビーチ）。
トライバル・テック(Tribal Tech)のギタリスト。
ロサンゼルスを活動拠点に置くジャズ、フュージョン、もしくはブルースギタリスト。

RC Booster SH

さて本題のRC Booster-SHです。
まずはメーカーの公表スペックを。

・チャンネル1 ゲイン、チャンネル2 ゲイン、トレブル、ベース、ボリューム
・Gain1 or 1+2 切り替えフットスイッチ、
・ON/OFF フットスイッチ（トゥルー バイパス仕様）
・LEDインジケーター 9V電池（006P）、もしくはセンターマイナスACアダプター（レギュレーテッド 推奨）

従来のRC Boosterと同じサイズの筐体に、on/off用のフットスイッチと2つのゲインセッティングを切り替えるフットスイッチがついています。
Gain1、Gain1+Gain2の仕様になっています。

レビュー

今回はストラトタイプのギターと、アンプはFender Hot Rod Deluxeの組み合わせでの試奏です。

先ずはチャンネル1をON。

ワンランク上のアンプを使用いるかのような、リッチで芳醇な艶と太さが出てきます。
クリーンブースターなので歪ペダルのような大きな変化はありませんが、この艶感を求めている方は多いのではないでしょうか。

クリーン、クランチどちらに掛けても美味しい成分が加わってくれます。
Gainを上げても音がつぶれることも無く、アンプのプリ管をプッシュしたようなGainが加わります。

そして次にこのペダル最大の特徴であるチャンネル2 ゲイン。
Gain1からもう一つプッシュされて更に太さが増してきます。

決してブーミーなサウンドではありません。
でもかなり主張してくる音になります。
その為かコードを弾くと音がゴワッとしてきます。
短音、又はダブルストップなどの音数での使用の方が良さそうです。

個人的にはプリアンプ的にGain1を使用し、ギターソロでGain2をON、という使用方法が一番使いやすいと思います。

なによりこの個体の大きさでGainを2段階設定できるのはうれしいですよね。
セッションなど、最低限の機材で臨まなくてはいけない時なんかはとても便利だと感じます。

そして価格は通常のRC Boosterと変わらないようです。
値段が変わらないならゲインを2つ設定できるSHがお得感！

更に付属品としてスコットヘンダーソン氏 のNew Album『Vibe Station』のダウンロードカードと証明書がセットになっているようです。
世界限定3,000台。

良質なクリーンブースターをお探しの方、とてもオススメです！！

RC Booster SHを…
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