今回はアコースティックギター初心者に向けた記事になります。
友達が家に遊びに来て「ギターで何か弾いてよ」と言われた時にサラッと名曲のワンフレーズを弾くことができたらカッコいいですよね。
今回の記事はギター初心者の方でもすぐに挑戦できる、有名なアコギのイントロを特集したいと思います。
弾けそうだと思うものがあれば是非挑戦してみて下さいね。
Mr.Childrenの11枚目のシングル「花 -Mémento-Mori-」
DmとAmのコードをリズムに合わせて弾くだけで完成です。
ギターを始めたその日にも挑戦できる超簡単なアコギイントロ。
とても簡単なのに、この哀愁あるイントロはすぐに「ミスチルの花だ!」と多くの人がわかるほど有名です。
アコギを始めたら是非挑戦して欲しい1 曲です。
スピッツ10枚目のシングル「スパイダー」
この曲のイントロは「E →A→C#m→B」 の繰り返しなのですが、原曲の雰囲気を再現するコツとしてはAのコードをAadd9にして、C#mとBの1,2弦を共に開放弦にすることです。(バレーコードの手首側を浮かせて1,2弦を押さえないようにする)
1,2弦の解放弦を常に鳴らしてやることで、限りなく原曲に近い雰囲気を再現出来ます。
ミスチル「花 -Mémento-Mori-」に比べるとやや難易度は高めですが、たった4つのコードをかき鳴らすだけで、コピー出来てしまうイントロなので是非挑戦してみて欲しいです。
思っているほど難しくありません。
軽快に弾きこなせたらかなりカッコいいアコギのイントロです。
こちらも言わずと知れた名曲、ゆずの「夏色」
ゆずに憧れてアコギを始めたという方も多いと思います。
この曲はカポを3フレットにつけて弾きます。
イントロはCのコードを押さえて更に小指で1弦3フレットを押さえます。
この状態を維持したまま、人差し指の2弦1フレットをハンマリングしながら、1、2弦をかき鳴らせば完成です。
この曲のイントロも初心者でもすぐに挑戦できるほど簡単ですので、是非挑戦してみて下さい。
「C→F→Am→G」とコードが展開していっても、1弦3フレットの小指は押さえたままにしておくと原曲に近い雰囲気が出せます。
90年代、絶大な人気を誇ったフォークデュオ、19(ジューク)の代表曲。
このアコギのイントロもとても有名です。
このイントロはストロークとカッティングとハンマリングを合わせたリフ。
リフのコードはF#mですが、ハイポジションで弾いた方がカッティングやハンマリングも綺麗に収まると思います。
GLAYの大ヒット曲「BELOVED」
この曲はもう頭からアコギの見せ場です。
このアコギのイントロをコピーしたギタリストは非常に多いと思います。
これまで紹介したアコギのイントロに比べるとそこそこ難易度は高めですが、練習すれば必ず弾けるようになります。
ライブではTAKUROがアコギでイントロ〜バッキングを担当して、HISASHIがエレキでリードを弾いていますね。
余力があれば、アコギのバッキングやエレキのリードにも是非挑戦してみて下さい。
90年代に一世を風靡したロックバンド、BLANKEY JET CITY
彼らの代表曲「ガソリンの揺れ方」もまたアコギの名イントロが炸裂しています。
ライブでは3ピースの編成の為、エレキギターで浅井さんは弾いていますね。
1弦の開放弦を上手く利用したフレーズでなかなか難易度は高めですが、これは弾けたらかなりカッコイイです。
こういう細かいフレーズはメトロノームに合わせて、最初はテンポを遅くして練習すると良いです。
弾けるようになったら少しずつテンポを上げていきましょう。
ライブでは浅井さん、かなりテンポ速めで弾いています。
ロックバンド、RADWIMPSのメジャーデビューシングル「25個目の染色体」
この曲もアコギの美しいアルペジオが際立つ楽曲です。
このイントロのコード進行は「Dadd9→Dadd9/C#→Dadd9/B」とベース音だけが下降していくお洒落な進行になっています。
曲中も基本的にはDadd9がずっと鳴っていてベース音が動いていくという形はずっと変わらないので、イントロを弾ければ1曲通してすぐに弾けるようになりますよ。
バンドで合わせるのもカッコイイですが、アコギ1本の弾き語りでもかなり映える曲だと思います。
早口のところは歌うのが難しいですが。
音源はピック弾きのアルペジオだと思いますが、難しい方は指で弾いても全然良いと思います。
2019年に大ヒットしたことでも記憶に新しい、瑛人の「香水」
この曲もアコギでコピーしたくなる名イントロです。
そこまで難しいことはしていないのでイントロは練習すれば弾けると思いますが、このアコギのリフを弾きながら1曲歌うのはかなり難易度高めです。
瑛人さんも歌に専念して、アコギはいつもギタリストの方が弾いていますね。
この曲を完コピで弾き語り出来たら、かなりレベル高いですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=I33CKl2U0Cc
日本を代表するシンガーソングライター、長渕剛。
この奏法はスリーフィンガーと呼ばれるもので、フォークソングで多く使われます。
スリーフィンガーを使ったイントロとして、この「夏祭り」は有名です。
とても高度なことをやっているように見えますが、スリーフィンガーの弾き方さえ習得すればコピー出来ます。
この曲も原曲のテンポが厳しい場合は、テンポを下げて練習して少しずつ速くしていくと良いでしょう。
この曲のイントロを弾きたくてアコギを始めた方も多いんじゃないでしょうか。
山崎まさよしの代表曲「One more time,One more chance」
アニメ「秒速5センチメートル」の主題歌として使われたことでも有名です。
このイントロを数秒弾いただけで、山崎まさよしの曲だと多くの人がわかるでしょう。
非常にお洒落なコードを多用していますが、実はアコギでこのイントロをコピーするのはそこまで難しくありません。
秦基博の代表曲「ひまわりの約束」
映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌としてヒットした名曲です。
この曲のイントロもアコギ1本で、ハンマリングやプリングなど細かいテクニックも使われていますが、コピーするのはそこまで難しくありません。
この曲のイントロははカポを5フレットに付けて「F→C→B→F FonE→Dm→Am→B→C」という進行の中でメロも弾いていく形になります。
5カポで弾くだけでも、それっぽい雰囲気にはなると思いますので是非チャレンジしてみて下さい。
ここからは洋楽を何曲かご紹介したいと思います。
Oasisの「Whatever」
日本でも色んなCMで使われていた曲なので一度はどこかで耳にしたことがある曲だと思います。
この曲も非常に簡単なコードで再現することが出来ます。
「G→D→Em→D→C→D→G→D」の繰り返しで、G、D、Em、Cという4つのコードだけで弾くことができます。
小指で1、2弦の3フレットを常に押さえたまま弾くようにすると、原曲に更に近い雰囲気で弾くことが出来ます。
この曲はサビもイントロと同じ進行なので、イントロさえ弾けるようにしてしまえば、曲の8割は弾けてしまいます。
難しいコードも殆ど出てきませんし、キーも低く歌いやすいのいで、弾き語り初心者にはぴったりの曲です。
洋楽をさらっと弾き語り出来たら、カッコいいですよ。
Eaglesの代表曲「Hotel California」
この曲のイントロはアコギ1本ではありませんが、アコギのアルペジオが非常に印象的な楽曲なので選ばせていただきました。
曲中ずっと後ろで鳴っているアコギのリフがとても美しいのでじっくり聴いてみて下さい。
The Beatlesの名盤「Abbey Road」に収録されていることで有名な楽曲「Heare Come The Sun」
太陽が昇る様が目に浮かぶような秀逸なアコギのイントロです。
1曲通してアコギがフューチャーされた楽曲なので初心者の方もこの曲はとても勉強になると思います。
カポを7フレットに付けて弾けばそこまで難しくはないので、是非挑戦してみて下さい。
「アコギ名イントロ15選」いかがでしたでしょうか。
まだまだ素晴らしいアコギのイントロは沢山あると思いますが、個人的にアコギ初心者に挑戦して欲しい楽曲をセレクトしてみました。
簡単なものから比較的難易度の高いものまで幅広く選んだので、難しいと思ったものは後回しで構いませんので、楽しく弾けそうなものをガンガン練習してみて下さい。
Youtubeを探せば、弾き方を詳しく解説した動画も沢山出てきますのでそちらも活用していただくと良いと思います。
ライター:kato
2020年よりフリーライターとして活動。 @kato1155ka
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