先日の2021年6月4日(金)、アメリカのシンガーソングライター兼ギターリストであるJohn Mayer(ジョン・メイヤー)が2019年9月にリリースした楽曲「Carry Me Away(キャリー・ミー・アウェイ)」以来となる約1年半ぶりとなる新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」のミュージック・ビデオを公開しました。(ミュージック・ビデオは下のリンクよりご覧頂けます。)
https://www.youtube.com/watch?v=66Ne5dVDfLM
Sob Rock. July 16. pic.twitter.com/Hhn2sO9KRY
— John Mayer (@JohnMayer) June 1, 2021
YouTubeで公開されたこちらの楽曲は、ジョン・メイヤーが2021年7月16日リリースを予定している自身8作目となるアルバム「Sob Rock(ソブ・ロック)」に収録されている曲の1曲で、Journey(ジャーニー)やKiss(キス)といった80s~90s代の古き良きクラシック・ロックを彷彿とさせるような楽曲となっていることが印象的な素晴らしい楽曲ですが、実はジョン・メイヤーのファンの間では、このジョン・メイヤーの新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」をファンが先にリリースしたということで少し話題になりました。
そこで、今回の記事ではジョン・メイヤーが新曲をリリースする際に実際にあったこの面白いストーリーについてをお話ししていきたいと思います。
全てのことの発端は、ジョン・メイヤーが自身のTiktokアカウント上で、今回の新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」の冒頭8小節のクリップビデオを2本投稿したことがきっかけでした。
このビデオの中で、今回の新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」のイントロ部分と、Aメロの歌詞を聴くことができるのですが、これを聴いたジョン・メイヤーのファンの1人であるイギリスのシンガーソングライター兼YouTuberのMary Spender(メアリー・スペンダー)が、なんと残りのBメロやサビを推測して完成させてジョン・メイヤーよりも先にYouTube上に公開したのです。(日本だと著作権やモラル等で色々問題になりそうですがw)
ちなみにそのときの制作背景や完成した曲がこちら。
動画では、まずTiktok上に投稿されたクリップで聴くことができる部分からコード進行を完成させ、さらによりジョン・メイヤーの音源に近付ける為に、バッキングトラックもジョン。メイヤーの愛用ギターであるPRS Silver Skyまで持ち出しかなりの本気度が伺えます。
そして上の動画が3月26日(金)にYouTube上でアップされると、同じくジョン・メイヤーのファンでジョン・メイヤーの新曲が待ちきれないファンの間で、これが非常に高評価を得て話題になり、次第にメアリー・スペンダーバージョンの「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」をアレンジして、”ジョン・メイヤー”の新曲をカバーするファンまで出てくるようになります。
そして極め付けはなんと、ジョン・メイヤー自身がInstagramのストーリー上でメアリー・スペンダーのビデオを取り上げ、シェアしたことでした。
ストーリー機能なのでもう消えてしまいましたが、投稿の中で「I snooze , I lose(日本語訳: 居眠りしていたら負けた。)」「This is a brilliant Video(日本語訳: これは素晴らしいビデオだよ。)」とユーモアを込めてジョン・メイヤー自身が反応し、ジョン・メイヤーがオフィシャルバージョンの新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」を公開する前夜にはメアリー・スペンダーにダイレクト・メッセージで新曲の感想を聞いていたそうです。(ジョン・メイヤーからダイレクトメッセージをもらえるなんて羨ましい。。。)
色々賛否両論がありそうな行動ですが、アメリカならではの大胆なファンの行動とアーティストのファンサービスで、ほっこりさせられるストーリーではないでしょうか?
こんなことは今後そうは起こらないと思いますが、SNSやYouTubeなどのように自身で発信するプラットフォームがある時代だからこそ生まれた珍ストーリーだなと思います。
今後この2人が何かの形でコラボすることになるのかは分かりませんが、個人的には期待したいなと思います。
以上、今回の記事ではジョン・メイヤーが新曲をリリースする際に実際にあった面白いストーリーについてをお話ししました。
この記事では、ストーリーの方がメインの記事になってしまいましたが、ジョン・メイヤーの新曲「Last Train Home(ラスト・トレイン・ホーム)」は80s~90s代のクラシック・ロックを思い出させる非常に素晴らしい楽曲となっています。
まだ聴いていない方は、是非1度聴いてみて下さい。
なお、筆者が執筆する記事では今後とも各国のミュージックシーンを追って、皆様が楽しく興味が持てそうな記事を発信していきますので、ご興味ある方はどうぞよろしくお願い致します。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
ライター:Ryo
フリーウェブデザイナー兼ウェブライター。音楽、WEBプログラミングに関する記事の執筆が得意です。ポートフォリオサイト → https://ryouslashweb.com/
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