「見ず知らずの人と・その場限りの人と即興で演奏をする」
こんな風景に憧れを持っている方も少なくないのではないでしょうか。
参加してみたい!
でもまだ下手だから…
と著者の周りにもそうおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
見ず知らずの所に行くのは誰しも勇気のいる事ですし、
「失敗したらどうしよう」
といった不安もありなかなか足を踏み出せない方も多いかと思います。
それに、一度も一緒に練習をしたことが無い人たちが集まって、打合せもそこそこに演奏が成り立ってしまうなんて魔法のようなこと自分ではできない!!
と思っておられる方もいらっしゃるようです。
そこで!
これだけ知っておけば誰でもブルースセッションに参加できる!
という心得をお伝えいたします。
セッションにも色々なものがあり、主催しているハコやイベントによっても内容が異なりますが今回は一番参加しやすいブルースセッションについて書いてみます。
ブルースセッションの場合、基本的には次のような12小節の繰り返しで、複雑な曲の進行や難しいキメなどを覚える必要はありません。
弾く際は7thまでコードをすべて弾いてもいいですし、難しければパワーコードのみでも大丈夫です。
ブルースにもこのコード進行以外の曲もありますが、」このコード進行がブルースの基本になるのでまずはこの進行をマスターしましょう。
そして、セッション当日はセッションホストと呼ばれる進行役の方がいるはずです。
先ずはその方に、
・セッションは初めてである事
・弾けるの12小節のブルースだけである事
を伝えましょう。
セッションにはやはり自分のギターを持って行きましょう。
場合によっては貸してもらえる事もあるかもしれませんが、
ヒトのギターだからうまく弾けなかった、
という事にもなり兼ねません。
アンプはハコに常設されているアンプを使いましょう。
セッションの場合、1曲毎に演奏者が入れ替わったりするので自前のアンプをセッティングする時間はないでしょう。
最小限のエフェクターにとどめましょう。
普段バンドで使っているような、大きなボードを持ち込むと転換にも時間がかかるしトラブルがあった際にも時間がかかる為、周りから白い目で見られ兼ねません。
ブルースセッションなんかだとオーバードライブエフェクターひとつだけとかの方がシンプルでいいかもしれません。
セッションの場合、自分の順番が回ってくると進行役の方が名前を呼んでくれます。
しかし名前を呼ばれてからチューニングをしていたのでは他の参加者さんを待たせてしまいます。
いつ呼ばれても良いようにチューニングは事前に済ませておきましょう。
これでセッションデビューの下準備は完了です!
あとは少しの勇気をもって、セッションイベントに出向いてみましょう。
セッションでわからない事が出てきたときは、その場にいる参加者さんに気軽に聞いてみると大抵教えてくれます。
面倒見のいい常連さんたちが助けてくれるはずですよ。
ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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