
KORGから、エレキギター/アコースティックギターのヘッドなどに取り付けてチューニングできるクリップ型チューナー「AWシリーズ」に、フラグシップ(最高級)・モデル「PitchHawk」が登場していたのでエントリー。クリップ型チューナーとしては最高峰の性能をひと通り備えたモデルということで、詳しく性能を確認してみました!
「PitchHawk」はKORGのチューナー技術で培ったこれまで以上に高い精度と感度、視認性と操作性にこだわった新型ディスプレイ、可動アームとボール・ジョイントの二重機構による自由な角度調整、1弦巻き過ぎ警告機能など、ギター初心者に優しい機能を搭載したクリップ型チューナーの決定版ともいえるモデル。
チューニングできる楽器はギター/ベース用に「PitchHawk-G」(黒と白の2カラー)、ウクレレ用に「PitchHawk-U」(茶色のカラー)と2種類が用意されています。
チューニングの仕方
実際に「PitchHawk-G」を使ってチューニングを行うイメージの動画です。ギターのヘッド部分に直接取り付けて弦を弾くだけでチューニングを行うことができます。
ギターモードにはカポチューニング機能も搭載。

チューニングはLCDメーター式のクロマチック・チューニングで行います。チューニング時には音名の横に弦番号も表示してくれるというギター初心者にも親切なディスプレイ表示。また自分の音だけを正確に拾うピエゾ・ピックアップを搭載しているので、バンド練習など他の楽器が鳴っている中でも正確にチューニングすることができます。

1弦巻き過ぎの警告マーク
そして1弦を巻きすぎると警告マークを表示してくれるという「1弦巻き過ぎ警告機能」。1弦を巻きすぎて切ってしまうというギター初心者にありがちなミスもこれによって防ぐことができますね。
その他、電源を切り忘れても自動で電池の消耗を防ぐオート・パワー・オフ機能や、自動で設定を記憶しておくメモリー・バック・アップ機能、様々なコンサート・ピッチに対応するキャリブレーション機能など、クリップ式チューナーのフラッグシップ・モデルというに相応しい充実の内容です。
仕様
ギター/ベース用「PitchHawk-G」のスペックは以下の通りです。
- 測定範囲(サイン波) クロマチック A0(27.50Hz)~ C8(4186Hz)
- ギター B1 flat5(46.25Hz)~E4 capo7(493.88Hz)
- ベース B0 flat5(23.12Hz)~C3(130.81Hz)
- 測定精度:±1セント以内
- 基準ピッチ範囲:436~445Hz(1Hz単位)
- フラット・チューニング 1~5半音(半音ステップ)
- カポタスト対応 1~7半音(半音ステップ)
- 寸法:69(W)x 57(D)x 30(H)mm
- 重量:32g(電池含む)
- 電池寿命:約8時間(チューナー動作、A4入力、連続動作時)
持ち運びしやすいようスリムに折りたためるコンパクト設計。
ペダルタイプのチューナーに比べて安い価格帯も魅力の一つですね。
ギター チューニング – エレキギター博士
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