楽器屋さんに足を運びます。
綺麗で美しい魅力的なギターがたくさん並んでいますよね。
当ギター教室の生徒さんでも多いのですが、
「弾いてみたいけど人前で弾くのが恥ずかしくて試奏は尻込みしてしまう。」
と言う方。
やはりギターという楽器は個体差もありますし、見た目は良くても弾いてみたら音やネックの握り心地などが好みじゃない、という事も多々あります。
なので気になったギターは是非ご自分で試してから購入して欲しいと思います。
とは言え、
「人前で弾くのが恥ずかしい」
「何を弾いていいかわからない」
という方が多いのは事実。
今回はそんな方の為に、簡単で、できる人風なフレーズを紹介します。
ジャスなどでよく見られるコード進行です。
理論的にはⅡ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵ進行と言われたりします。
今回はDm7(9)とG7(13)、CM7(9)A7の3つのコードになっています。
このコード進行を全音符でチャラーンと弾くだけでもお洒落な響きがして出来る大人な感じがしませんか?
譜例は指を使って弾くフレーズになっています。
親指で低音弦、人指し指、中指、薬指で他の高音弦側を爪弾くように弾くとぽくなるはずです。
お次は先のⅡ-Ⅴの部分を使用したカッティングフレーズです。
なかなか苦手な方の多いカッティングですが軽やかに決めることができればドヤ顔できる事間違いなしです!
今までのフレーズはむずかしくて弾けない!
と言う方、安心してください。
簡単でカッコいいフレーズも用意してありますよ。
ローコードの「E」コードはご存知でしょうか?
このコードをそのままずらしていくだけのフレーズです。
譜例は全音符にしてありますがストロークにしたりアルペジオにしてもカッコいいですよ。
いかがでしたか?
ついつい歪ませてパワーコードを刻んだり、ぴろぴろ速弾きを披露したくなるかもしれませんが、クリーン~クランチサウンドで今回のようなフレーズをサラッと弾いている人の方が
「お!この人できるな。」
なんて見えるものです。笑
さらに今回のフレーズは速弾きより断然簡単でカッコ良く聴こえます。
ただし、試奏の際にフレーズを何度も間違えていると意味がないので、しっかりと今回のフレーズを練習してから試奏に臨みましょう。
ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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