皆様はコードブックと言うものをご覧になられたことはありますか?
コードの名前と押さえ方が書いてあり、辞書のように探すことができる本です。
本として買わなくても、ギター雑誌の後ろの方に少しだけ載っていたりしますので
見たことある方も多いかと思います。
今はネットでも検索すればたくさんのサイトで見ることもできます。
このコードブック、ご覧いただくとわかるように膨大な数のコードが掲載されています。
誰しも思うことだと思いますが、
「こんなに覚えなきゃいけないの?!無理…」
はい、私もこんなに沢山のコードを一つずつ覚えられる気がしません。
それでは、どうやって覚えて使っているのでしょうか。
実はある法則を覚えればひとつのコードで12個のコードを作ることができるのです!!
1つ覚えれば12倍役に立つ!
こんな美味しい話はありません。
例えば、Aという1つのコードを覚えるとしましょう。
こんなコードですよね。
押さえる場所を覚えて、その押さえ方=A と覚えると思いますが、この覚え方がそもそもの間違いなのです。
ではどのように覚えればいいのかでしょうか。
順を追って説明していきます。
まず先にあげたAのコード、5弦ルートのAと言います。
どういう意味かと言うと、このコードで一番低い音は5弦解放の音を鳴らします。
その5弦解放の音、これはA(ラ)の音です。
なので、これは5弦にルートを持ってきたコードです。
そして、正しくはこのように押さえます。
実は、Aの場合、解放弦が使用できるので省略しているだけなのです。
そのため、覚えるときは人差し指をバレーして押さえる形の方を覚えてください。
そして、Aではなく、『5弦ルートのメジャーの押さえ方』と覚えてください。
これでひとつのコードを覚えました。
ではこれをどうやって12倍にするのか。
先のAのコードの場合、人差し指で押さえている5弦0フレットがA(ラ)になります。
ルートをA(ラ)にしてメジャーの押さえ方をしているので、このコードはAのメジャーとなる訳です。
そして、このメジャーの押さえ方を平行移動していきます。
例えば、ズズズッ…と同じ形のまま人差し指を3フレット、薬指を5フレットまで移動してみましょう。
人差し指で押さえている5弦3フレットの音はC(ド)です。
するとこのコードは、ルートを5弦のC(ド)にしてメジャーの押さえ方をしているので【C】と言うコードが出来上がります。
もうひとついきましょう。
そこから半音上がって5弦4フレット、C#(ド#)ですね。
ここで先程から使用している5弦ルートのメジャーの押さえ方をします。
はい、【C#】のコードが出来上がりました。
この様に同じ押さえ方をずらしていくだけで色んなコードに変身出来てしまうのです。
便利ですよね。
これを利用すればBでも、F#、A♭でも自分で作ることができます。
音階はドから始まり、半音づつ移動し最後のシまでの中に12音ありますので、1つの形を覚えてしまえば12個ものコードが弾けてしまうのです。
今回は5弦ルートのメジャーコードだけの紹介でしたが、同じ考え方をすると6弦ルートでもマイナーでもメジャー7thでもなんでも作れるようになります。
ひとつのコードを覚えたら12倍活用していきましょう。
ギターコード表 – エレキギター博士
ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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