2014/7/12 追記
iPhone/iPadとエレキギターをつなぐケーブル、（つまりオーディオインターフェイス）も様々なものが発売されるようになったので、現在どのような商品があるのか、まとめて紹介しようと思います。

お気に入りのアプリのアンプ・エフェクターシミュレーターとエレキギターを繋いで、ガンガン音出ししましょう！！

エレキギターとiPhone/iPadを繋げる専用のオーディオインターフェイス

確認できるもので6社から、様々な種類のモデルが存在しています。

IK Multimedia「iRig」シリーズ

左からiRig、iRig HD、iRig PRO

当ブログでも何度も紹介している、iPhone/iPad とエレキギターを繋ぐ iOS オーディオインターフェイスの中でも最も人気があるモデルです。
IK Multimedia 社のエフェクター・ギターアンプ・シミュレーターとして人気のアプリ「AmpliTube」シリーズ公認のインターフェイスということもあり、安心して使えることが人気の理由なのかもしれませんね。

初代 iRig から始まって iRig HD、iRig PRO とバージョンアップを繰り返してきました。それぞれ価格帯が異なるので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
以下は iRig／iRig HD／iRig PRO 3機種を使って実際にギターを録音、それぞれの音質を比較したレビュー記事。参考になるかと思います。↓↓

iRig レビュー – エレキギター博士

レビュー記事の中から、シリーズ最高品質の iRig PRO でレコーディングしたギターサウンド3本を紹介しておきます。

クリーントーン／クランチ／ディストーションの3つのサウンドは無料アプリ「AmpliTube Free」を使って音作りしています。

Apogee JAM

左から JAM、JAM 96k

iPhone/iPad だけでなく Mac パソコンにもギター音を入力できるオーディオインターフェイスです。Apogee は iOS だけでなく通常のオーディオインターフェイスの開発も行っている、録音品質がとても高いことで定評があるブランド。iPhone とギターを繋げるインターフェイスの中では随一の高いクオリティで、ギターを録音することができます。

さらに改良された APOGEE JAM 96k では最高クラスの録音が可能なモデルです。

LINE6「Sonic Port」

LINE6 のギター用 iOS オーディオインターフェイス。ギターだけでなくステレオ・ライン入力にも対応しているモデルです。
専用無料アプリ「Mobile POD」を使うことで、32種のアンプ、16種のストンプボックス&ラック・エフェクト、16種のスピーカー・キャビネットを利用して多彩な音作りが可能です。

エレキギターの総合サイト「エレキギター博士」でお馴染み【ギター博士】が、アプリ「Mobile POD」で音作りしたクリーントーン／ディストーション 2種類 のサウンドを Sonic Port を使って録音したデータが以下、参考にしてみて下さい。

以下リンクではレビュー記事も掲載されています。

TASCAM「iXZ」

タスカム社製、1in/1out のiOS用オーディオインターフェイス。エレキギターだけでなくマイク録音、ステレオ・ミニ出力端子搭載、ファンタム電源を使ってコンデンサーマイクの使用も可能です。とにかく値段が安いので、予算をかけたくない人におすすめのモデルですね。

Peavey「AmpKit LiNK」

ギターアンプで有名なPeavey社製のオーディオインターフェイス。アプリ「AmpKit」ともシームレスに連携できます。TASCAM iXZ よりもさらに安いコストパフォーマンス・モデルです。

ALESIS「iO DOCK」

エレキギターとGaragebandアプリを使って録音している様子

MIDI入力端子・USB端子・オーディオ入力端子・ヘッドフォン出力端子を搭載、歴代すべての iPad に対応した本格派インターフェイスです。
エレキギターだけでなくマイク、MIDIキーボードなど様々な楽器をiPadに入力可能。ファンタム電源搭載によってコンデンサーマイクを使ってレコーディングできるなど、場所をとらず本格的にDTMできるスグレモノです！

最新バージョンは iO DOCK II

LINE6「Mobile In」

MIDIインターフェイスとしての機能も果たすオーディオインターフェイスです。「Sonic Port」同様、無料アプリ「Mobile POD」を使うことで、様々な音色を出すことが可能です。
ギター以外の楽器（キーボード等）も使いたい人向けオーディオインターフェイスとして、iPad で DTM なら iO Dock、iPhone で DTM ならこの Mobile In がいいかもしれませんね。

PC用オーディオインターフェイスながら iPhone/iPad にも接続できるモデル

上で紹介したのが「iPhone/iPad に繋げる専用」だったのに対して、以下紹介するのは「オーディオインターフェイスだけれど iPhone/iPad にも繋げることができる」モデルです。キホンはパソコンでの録音だけど、たまに iPhone/iPad でもレコーディングしたい、という人におすすめです。

マイク・環境音を録音したい時に使えるオーディオインターフェイス

ボーカルを録音したい時に使える iOS 用マイクです。バンド練習の録音や、Ustream・Youtube などのポッドキャスト時にも重宝しそうなアイテムを紹介します。

iRig Mic

iRig で人気の IK multimedia 社の単一指向性コンデンサーマイク。
3段階のゲイン調整が可能、対応ボーカル・エフェクト・アプリもリリースされているので、iPhone/iPadで本格的なボーカルレコーヒングやシンプルにスピーチ用マイクとしても重宝しそうなモデルです。

iRig MIC Cast

単一指向性マイク。
レコーディングというよりは、日常的な音ネタ、バンド練習、ブロードキャスト、ポッドキャスト、講義やスピーチを手軽に録音するのに向いているモデルです。
iRig 製品は本当に幅広いラインナップですね。

iM2／iM2X

タスカム社製のiPhone/iPad用集音マイク。
iM2 は 2,000円前後とかなりコストパフォーマンスが高いモデル。
iM2X はX-Y方式のコンデンサーマイクでより立体的な録音ができるモデルとなっています。

ていうか動画の女の子がカワイイくてずるい。

ZOOM iQ5

通常のLR ステレオではなく、Mid-Side（MS）方式の双指向性ステレオ・コンデンサーマイク。
マイクが回転して縦／横どちらでも集音することができるようになったモデルです。

Apogee MiC

Apogee ということで非常に信頼のおける iOS 用コンデンサーマイク。マイクプリアンプ内蔵、24bit の高品質でボーカル・ギターのレコーディングを行うことができます。
Mac パソコンにUSB接続しての使用もOK。

アップグレード版の MiC 96k なら iPhone/iPad で最高クラスのマイク・レコーディングができます。

FOSTEX AR-4i

iPhone4専用というのがちょっと残念ですね。あと値段もちょっと高い…
ですが、動画録音などにはとても強い！！
マイクの向きを変えることも可能。三脚で固定することもできるので、Ustream生放送なんかに使えそうです。

今回は以上ですがいかがでしょうか。
iOS インターフェイス市場はギター用・マイク用共に成熟してきた様子ですね。

ギターケーブル - エレキギター博士

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