日本国内への入荷数はまだまだ少ないアメリカのブティック・アンプ・ブランド、3Monkeys Amps。
3匹のお猿さんがトレードマークのギターアンプですが、みなさんはご存知でしょうか?
著者は数年前から AEROSMITH のライブ映像で何度もこのアンプの姿を目撃しているのですが、まだ現物をお目にかかったことがありません。
その時から色々とHPなどを調べているのですが、未だに日本のHPはみつかりませんでした。
もしかすると日本での正規輸入はまだ扱いが無いのかもしれません。
そんな日本ではなかなか出会うことが出来ないアンプ、3Monkeys Amps について情報をかき集めてみました。
3Monkeys は2007年に3人の手によって設立されたアメリカのブティックアンプメーカーです。
アイデアモンキーと呼ばれる”Greg Howard”、デザインモンキーの”Ossie Ahsen”、そしてロックスターモンキーの”Brad Whitford”の3人です。
現在はマーケティングモンキーの Gary Poole と、ヤングブラッドモンキーの Sam Dunn が在籍するようですので厳密には 5Monkeys でしょうか。
20年もの間、大物アーティストのギターテックを務めるグレッグ。
エアロスミス、グリーン・デイ、リンキン・パーク、ジミー・ペイジ&ブラッククロウズなどとツアーを廻ってきました。
機材の選択からセットアップ、およびギターのトラブルシューティングやギターのメンテナンスを担当していたようです。
彼はアンプテック、Blockhead というメーカーでアンプデザイナー、ビルダーとして Blind Melon や Aerosmith、Green Day などのアンプを作ってきたようです。
3Monkeys Amps でアンプの設計をしているのはこの方でしょう。
HPを見ると何やらレスポールマニアのようです。
ロック好きの皆さんならご存知ですよね。
そうです、アメリカの超大御所ロックバンド”AEROSMITH”のギタリストです。
彼もこのアンプ製作に大きく関わっているようです。
もちろん、エアロスミスのライブでも 3Monkeys Amps を使用しています。
見るからに Marshall アンプなルックスの Zé Limited Edition。
80年代に多くのプレイヤーが使用した、ホセモデファイの改造 Marshall を目指したヘッドアンプだそうです。
実際にコレクションしているホセモデファイの改造Marshallを研究し作成されたとの事です。
歪み方はまさにプレキシアンプ。
タイトな低音とバイト感あるジャリッとした高音が気持ちいいサウンドにアンプです。
HR/HMが好きな方は大好き音なのではないでしょうか?
50年代の Gibson レスポールと Fender のツイード・デラックス・アンプからインスピレーションを得たアンプ。
Fender ライクなクリーン~クランチはもちろんですが、ゲインを上げた時の歪み方がいいですね。
全音域で音が太く、低音が少しブーミーな歪み方。
ロックやロックンロール系の音楽を弾きたくなりますね。
3Monkeys Amps いかがでしたが?
こんなアンプ知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
今回は 3Monkeys Amps から2機種を紹介してみました。
どれもサウンド、ルックス共に素晴らしく、著者としては早く日本にも入ってきて欲しいアンプです。
ちなみにこの 3Monkeys Amps、数々のヒットアルバムを手掛けるアメリカの超売れっ子プロデューサー、”Butch Walker”もスタジオで使用しています。
ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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