モデリングギターと言われるとみなさんは何を思い浮かべますか?
モデリングアンプはLine6などのおかげでかなり世の中に広まった感がありますがギターの場合はどうでしょう。
ビンテージ志向の強いギター業界からすると真逆に位置するハイテクギターのモデリングギター。
JAMES TYLER の VARIAX(Line6)だったり、Roland G-5 VG Stratocaster といった機種が有名でしょうか。
今回は2016年5月に発売になったVOXの最新モデリングギター、「Starstream」をご紹介します。
そもそもモデリングギターとはそういったギターなのでしょうか?
モデリングギターとは、1本のギターでエレキ、アコギ、セミアコ、シタールといった様に複数の楽器の音が出せたり、チューニングを変えなくても半音下げや1音下げ、ドロップDなどのおとがシミレート出来るギターのことを指すようです。
まずは気になるのは通常のギターとはかけ離れたルックス。
PUやブリッジがマウントされている中心部と、肘を置いたりするボディの外側、フレームがセパレートになっていてかなりモダンなルックスになっています。
これは好き嫌いが分かれそうです。
ボディ中央はマンゴー材、フレームはプラスティック製。
素材も珍しいですね。
ちなみにネックはメイプル、指板はローズウッドで構成されています。
そして、ブリッジの下側に埋め込まれているのが複数の音色選択するコントローラーです。
これによって合計27種類のサウンドを選択することが出来ます。
他にもリバーブやDriveもコントロールできます。
Starstreamには大きく分けてエレクトリックギター、アコーステックギター、SpecialというBankに分かれておりその中に複数の音色が保存されています。
実際に使用できそうな音色を抜粋してみました。
モデリング楽器で問題になってくるのが音の遅れ、レイテンシーです。
ピッキングしたタイミングと遅れて音がアンプから出てくる現象が起きてしまうことがあります。
ですがこの Starstream はレイテンシーは 1msec。
弾いていて遅れが気になるという事はありませんでした。
ギターを持ち変えなくても、1本でこれだけの音色が出せるというのは魅力的ですよね。
エレキギターはもちろんですがアコギやバンジョー、シタールは音もリアルで使える音です。
中でもアコギは素晴らしい!
音色が複数必要な現場やレコーディングではかなり役に立つと感じました。
著者はデモ作りなどの音源作成用に1本欲しいですね♪
通常、アコギのレコーディングはマイク立てたりしなくてはいけませんし、静かな環境でレコーディングしないとマイクが他の音を拾ってしまったりと少々面倒な部分があります。
そんな時、StarstreamがあればLineでアコギがレコーディングできてしまうので煩わしさがなくなります。
最新モデリングギター、Starstream。
みなさんはこんなギター、アリですか?
Starstream Type 1を…
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ライター:中前 議晴
マーティ・フリードマンなどとも共演。親しみやすく和やかな雰囲気でのレッスンが好評!! ギタースクール ROOTSのページ – ギター教室navi
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