ギター選びって、ワクワクするけど…正直、最初は「どれ選んだらいいかわからん!」という人も多いはず。
「見た目」で選ぶのか「価格」で選ぶのか。
はじめての1本、何を重視してギターを選べばいいの?――そんな悩みを解決すべく、実際にエレキギターを購入した人100人にアンケートを実施しました!
実際に買った理由、弾いてみて良かった点、そして…あっけなく挫折した人の本音まで、ぜんぶ丸ごとご紹介します!
果たして、1位に選ばれたエレキギターはどんなもの?
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今回のアンケートは、初心者が最初に購入したエレキギターについて調査したものです。対象はギター経験のある100名で、年齢や性別、購入したブランド・モデル、購入の決め手、使用後の満足度、買い替えや挫折の有無などを詳しく聞きました。
選んだ理由
口コミで高評価だった点
Grecoをはじめに選んだ人は、FenderやGibsonなど憧れのモデルを手にする前の「入門用ギター」として購入を決意。60代以上の購入が多く、懐かしさやロマンで手に取った人が目立ちました。本家ブランドを買うよりも、10万円以内でリーズナブルに購入できるのも嬉しいポイント。
Grecoは、日本製の高い品質でレスポールタイプ、ストラト・テレキャスタータイプを発売し数々の名機を輩出しています。特に、70年代から80年代に発売された上位機種は「ジャパンビンテージ」と呼ばれマニアから人気です。
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選んだ理由
口コミで高評価だった点
Photogenicの初心者セットは、本体の他にアンプ、ストラップ、スタンド、チューナー、シールドなど演奏するのに必要な機材が全て付属しています。アンプは「YAMAHA」「VOX」「Bluetooth付きアンプ」「充電式ミニアンプ」から選ぶことができ、価格は27,000円(現時点)からと、あり得ない価格です。
ただ、価格の手頃さで選びやすい一方で、弾きにくさや音の不満でギター自体を挫折する声も目立ちました。買い換えを前提にして「手軽にエレキギターを試したい」という人にはぴったりといえます。
Photogenicのギターを…
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選んだ理由
口コミで高評価だった点
Epiphoneは「憧れのレスポールを手にしたい」という気持ちに応えるブランド。学生や若い世代に特に人気で、そのまま長く愛用する人も多いモデルです。Epiphoneは、Gibson直系のセカンドブランドで、レスポールやSGなど名機のデザインを手頃な価格で楽しめるのが魅力。
またEpiphoneは「Gibsonのエントリーモデル」だけではありません。「Casino」「Broadway」「Sheraton」といった独自モデルも存在し、ヴィンテージ市場では高価で取引されるものもあります。入門用だけではなく、中級・上級用まで幅広く多くのギタリストに支持されています。
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口コミで高評価だった点
荒井貿易株式会社の自社ブランドである「ARIA(アリア)」は、メイドインジャパンならではの圧倒的なコスパで購入できるギターです。
初心者セットは、本体に加え、アンプやストラップ、チューナーなど必要な機材が揃っているため、購入後すぐに演奏を始められます。演奏性や音質は初心者だけでなく中級者やバンドマンにも人気があります。独自デザインやモデルバリエーションも豊富で、見た目のかっこよさも魅力です。
一方で、演奏スキルが上がるとFenderやYAMAHAに買い替える人が多く、最初の一歩としての役割が強いギターといえます。
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口コミで高評価だった点
Ibanezは、日本の老舗ギターブランドで、初心者向けの「Gio」シリーズからプロ仕様の「RG」や「AZ」シリーズまで幅広く展開しています。
ネックが細く手に馴染みやすく、軽量で演奏性が高いのが特徴で、ジャンルを問わず扱いやすい点が魅力です。Ibanezを選んだ購入者の多くは、手軽に始めたい初心者や、見た目やデザインにこだわる人、ロックやメタル系の演奏をしたい人が中心でした。
特にはじめてのギターとしては「Gio」シリーズが人気です。演奏しやすさとコスパの良さから最初の1本として選ばれることが多く、上達に応じて上位シリーズにステップアップするのも良いでしょう。
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《ステージへ最速》Ibanez「Gioシリーズ」 – エレキギター博士
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口コミで高評価だった点
Fender本家に行く前の「エントリーモデル」として選ばれることが多く、満足度も高めなギター。
Squier by Fenderは、Fender直系のブランドで、手頃な価格ながら本格的なストラトやテレキャスの感覚が楽しめます。エレキギター初心者でもはじめやすく、見た目のかっこよさも人気の理由ですね。
入門モデルならではの「弾きづらさ」も一切なく、演奏を続けるうちにFenderモデルに買い替える人が多い印象でした。まさに最初の1本としてピッタリではないでしょうか。ギター本体も扱いやすく、コスパとデザインを重視する人に支持されているブランドです。
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《フェンダーの遺伝子》Squier by fender(スクワイヤ)のギター – エレキギター博士
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口コミで高評価だった点
アーティストモデルや、大人気「ZO-3」シリーズでランクイン!
FERNANDESは、ビジュアル重視のギタリストや、憧れのアーティストと同じモデルを手軽に手に入れたい人に人気があります。演奏性も初心者向けに配慮されており、ネックの握りやすさや軽量で扱いやすいのが魅力です。価格帯も2~8万円程度と手頃で、入門用としてもバッチリです。コスパと見た目のかっこよさが両立している点が、FERNANDESの大きな強みといえますね。
今回のアンケートでは、好きなギタリストに憧れて購入する人が多く、「自分の個性を光らせたい!」といったユーザーから特に高評価を得ていました。
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口コミで高評価だった点
SELDERは、初心者向けのエレキギターセットが揃うブランドで、チューナーや小型アンプ、シールドなど必要な機材が1〜2万円台でまとめて手に入るのが大きな特徴です。まさに、「とにかくすぐにエレキギターを弾きたいんだ!」という人にイチ押しのギター。
カラーバリエーションも豊富で、自分の好みに合わせて選べる点が人気です。ただし、ユーザーの半数以上は音や弾き心地に不満を感じて「ギターを挫折した」という結果になりました。
継続できるかどうかの分かれ道になるギターになるかも。
とはいえ、初心者向けのセットとしてコスパ重視の人にはピッタリです。上達に応じて買い換えを検討してみると良いでしょう。
SELDERのギターを…
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YAMAHAの「PACIFICA(パシフィカ)」シリーズは、初心者向けとして定評があり、手頃な価格ながら高いクオリティが魅力です。大人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」に登場する後藤ひとりちゃんが使用しているギターとしても有名ですよね。
「値段以上のクオリティ」と高評価で、特にパシフィカは初心者の鉄板モデル。長く愛用されるケースが多く、入門から中級まで安心して使えます。
ネックが握りやすくチューニングも安定しており、クリーンから歪みまで幅広い音作りが可能な点も初心者に嬉しいポイントです。アンケートでは、「演奏のしやすさ」や「扱いやすさ」が選ばれる理由になっており、最初の1本として長く使えるモデルとして第2位にラインクイン。
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世界中で愛されるYAMAHA「PACIFICA」シリーズの魅力 – エレキギター博士
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口コミで高評価だった点
堂々の1位はやはりFender。まさに永遠の王道!初心者からベテランまで永遠の定番ギター!
Fenderは、ギタリストの憧れと安心感を兼ね備え、ストラトを中心に幅広い音楽ジャンルで活躍できます。ストラトやテレキャスなど定番モデルが、初心者からプロギタリストまで幅広く使用されています。
今回のアンケートでは、Fender Japanが6票、Fender USAが2票、その他限定モデルやヴィンテージを含め16票となりました。
Fenderを選んだ理由は、「ネックが握りやすい」「軽量でクリーンから歪みまで幅広い音作りができる」といった点に魅力を感じる人が多数いました。Fenderへの憧れや扱いやすさが購入の決め手になっており、長く現役で使い続ける人が多い傾向があります。やはり好きなギターで演奏すると、モチベーションも上がりますもんね。
はじめての1本として1位を獲得したFenderに、どうぞ拍手を!
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フェンダー・エレキギターの種類 – エレキギター博士
惜しくもランク外となったものの、個性的で魅力的なギターにも注目です。
PRS SE Custom24は「高いけど本格的」と評価される1票、Bacchus Universeは「木目がかっこいい」と2票、LEGEND LTE-69TLやK-Garageもそれぞれ2票ずつ獲得。
どれも定番モデルとは異なるデザインや特徴を持ち、自分好みの選択肢として支持されています。見た目や音の個性を重視したい人には特に魅力的なギターたちです。
アンケート結果から、初心者がギター選びで最も重視したのは「価格の安さ」でした。予算内で必要な機材が揃うかどうかは、初めてギターに触れる人にとって大きな決め手になります。
次に「見た目の好み」、続いて「初心者セットの有無」、さらに「店員や先生、友人のすすめ」、最後に「好きなアーティストと同じモデルかどうか」が上位に入りました。つまり、手軽に始められること、使いやすさ、そしてモチベーションの維持が選択のポイントになっていることが分かります。
一方で、せっかく購入しても挫折してしまうケースも少なくありません。今回のアンケートで多かった理由は、ギターを弾く際の技術面での壁です。さらに、「かわいい見た目で選んだけど重すぎた」「ネックが太くて手に合わなかった」といった、見た目重視による後悔も報告されました。
最初の1本は単にデザインや安さだけで選ぶのではなく、自分の手に合うか・扱いやすいか・続けやすいかを意識して選ぶことが大切です。一度も楽器を触らずに、ネット通販で購入するのは控えた方が失敗しにくい、といえます。
特に初心者は、弾きやすさとモチベーション維持を両立できるギターを選ぶと、最初の挫折を防ぎやすくなります!思い切って憧れのギターブランドを最初の1本として選ぶのも◎です。
安さかブランドか、それが分かれ道!
今回のアンケートから見えたのは、最初のギター選びは 「安さ重視で気軽に始めたい」 か 「憧れのブランドで長く続けたい」 かの二極化でした。エントリーモデルからはじめて、上達したら高級ギターを買うのも良し。長く同じギターを楽しみたいのであれば最初から良いものを選ぶのも良し。
どちらを選んでも間違いではありませんが、大事なのは「弾いていて気に入るかどうか」。あなたがモチベーションを保てる1本を選ぶことが、ギターを続ける1番の秘訣です。間違っても、実際に楽器を触ることなく、通販でポチッとギターを購入するのは避けましょう。
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