女性向けレスポール3選!重たいギターの快適な持ち運び術[記事公開日]2024年3月8日
[最終更新日]2024年03月9日
[ライター]ぎたじょのR.

好きなバンドやアニメの影響で、ギターを始める人が増えています。見た目の好みから、レスポールを購入するか悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。

ギターの重さは、演奏の快適性や長時間の演奏に対するストレスに大きく影響します。女性ギタリストにとって、体力的な負担を軽減するには、軽量のギターを選ぶことが重要です。

今回は、女性用のレスポールを探している人に向けて、軽い・弾きやすい、30万円以下で購入できるレスポール3選をご紹介します!

スタジオへの移動が簡単になるアイテムで、効率的にギタースキルもUP!

これで肩こりに悩む心配が無くなります….!

ギブソン・レスポールの種類と選び方 – エレキギター博士

軽いレスポールは女性向き?軽いギターの重量とは?

ロック界で愛用者が多いレスポール。以前は、「ギターは重い方が良い音が出る」と言われてきましたが、現在は高品質で軽量化したレスポールが主流になっています。

なぜ、女性は軽いギターが良いのか、レスポールの重量を知っておくことで「軽い」「重い」を判断することができます。

あなたの体型に合ったレスポールを見つけることができるでしょう。

見た目も大切だけど〇〇も重要

エレキギターを選ぶ上で一番大切なのは、「弾きやすさ」です。男女ともに、重たいギターを弾き続けるのは大変ではないでしょうか。エレキギターは、コードを押さえたり、チョーキングといった技術があるので、意外と力が必要ですよね。

レスポールはネックが太く、重量もあるので「弾きにくいギター」と言われています。

しかし、あの丸っとした可愛い形が大好きな人も多いでしょう。

見た目を取るか、弾きやすさを取るか…ズバリ、両方取っちゃいましょう!

弾きやすくて、軽いレスポールを選べば全て解決できちゃいます。

購入する前に!レスポールの重量と音の違いを知ろう

軽いレスポールは、「4kg以下」を基準に選ぶと良いでしょう。レスポール(モデルも含め)の重さは、平均で4.3kg〜4.5kgのものが多いです。

ストラトキャスターの重さは3.2kg〜3.5kgだから、ストラトとほぼ同じ重さが「軽いレスポール」となります。

楽器屋さんで座って試奏をしていると、レスポールの「重さ」に気づかず購入する方がいます。

特に女性は、こんなはずじゃなかった!と後悔しないために、

ネックの太さ、肩に負担がないのか確認しておけばギター選びで失敗しません。

また、レスポールは重さによって中音域に違いがあります。

「重いから良い音が出る」とは限らないので、何本か試奏して自分好みの音を見つけて下さいね。

【30万円以下で厳選】女性は弾きやすい&軽いレスポールを選ぼう

軽量化して弾きやすくなった、女性向けレスポールはたくさんあります。

求める操作性や、出したい音によって、ギターの種類が異なってくるので「何を重点に選ぶのか?」を明確にしておきましょう。

本家本元のレスポール!Gibson Les Paul Junior 3kg


引用元:Gibson公式サイト

おすすめの人

  • Gibsonのレスポールが欲しい人
  • 歪みを中心とした曲を弾いている人
  • ギター初心者から中級者の人

Gibsonのレスポールジュニアは、初心者の人におすすめなギターです。

1954年にジュニアは発売され、メイプルをトップ表面に貼らないこと、平面ボディにすることで大幅にコストダウンさせました。

新品は17万〜28万円代で購入することができ、3kgと非常に軽いので、女性向けのレスポールと言えます。

操作は、ピックアップ1つ1ボリューム1トーンという簡単な構造で、ギターの音作りが楽ちんです。

凝った音作りができないのがデメリットではありますが、歪み中心の音楽をやっている人なら問題ないと思います。

初心者の女性ギタリストはもちろん、軽いレスポールが欲しい人におすすめです。

ギブソン・レスポール・ジュニア徹底分析! – エレキギター博士

コスパ重視ならEpiphone Slash Les Paul Standard 3.8kg

引用元:Epiphone公式サイト

おすすめの人

  • 予算20万円以下で探している人
  • レスポールの力強い音・甘い音が好きな人
  • 自分好みのカラーを見つけたい人

Epiphoneのスラッシュシリーズは、お得重視の人にもってこいのギターです。

スラッシュシリーズは、新品価格13万円とかなりリーズナブルで購入できます。安価なだけでなく、レスポールを弾きやすくしたEpiphoneの「こだわり」に注目ですよ。

スラッシュシリーズの特徴は、ピックアップが2基、Cシェイプで握りやすく、レスポールの魅力を最大限に生かしたサウンドが鳴ります。

どこが「こだわり」なのか?

このギターは、OrangeDropコンデンサーを備えたCTSポテンションメーターを搭載しています。

これで音の輪郭がハッキリし、ピッキングニュアンスに個性を出すことができるんです。

安価で、高性能なレスポールを探している人にピッタリなギターと言えます。カラーバリエーションが豊富なのも、私が推している理由の1つです。

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エピフォン・レスポール徹底分析! – エレキギター博士

安心の国産メーカーFUJIGEN Expert FLAMEシリーズ4kg

引用元:FUJIGEN公式サイト

おすすめの人

  • 弾きやすさを重視している人
  • 音抜け・サスティーンにこだわりがある人
  • 日本製で高品質なギターが欲しい人

人と被らないものを選びたい時は、FUJIGENのギターがおすすめですよ。

2014年よりFUJIGENからExpert FLAMEシリーズが販売されました。

最大の魅力は、日本人の手に馴染みやすいエッジ加工・ネック加工が施されている点です。

滑らかなフィンガリングが可能で、ハイポジションの移動が簡単に出来ます。ピックアップは2基、ボリューム、トーン1つというシンプル操作なのも嬉しいですよね。

価格は29万円とやや高いギターではあります。

日本職人がハンドメイドで加工をしているので、納得の価格ではないでしょうか。

また、Expert FLAMEシリーズはFUJIGENオリジナルのテールピースを搭載しています。弦を張り替える際、表裏の2通りで弦を通すことが可能です。

このタイプのテールピースはかなり珍しいので、「どこのギター!?」と会話のきっかけになるかもしれませんね。

Expert FLAMEシリーズは、ヴィンテージ感のある2種類のカラーを展開しています。美しい木目を眺めながら、独占欲を満たせる最高のギターです。

エピフォン・レスポール徹底分析! – エレキギター博士

【ポイント】女性必見!レスポールの重さを軽減!持ち運び対策

こんな経験はありませんか?

スタジオに向かう途中で、ギターや機材の重さに苦戦したことは。機材の持ち運びで、翌朝には腕が筋肉痛になった人、などなど。

楽器本体だけでなく、使用するギターケースによって、移動の負担が全然違うんです。

レスポールの持ち運びが快適になる、女性のためのテクニックをご紹介していきます。

ポイント①:軽量のギグバッグを活用する

引用元:Acoustic-Island

レスポールは他のギターと比べ、重たいものが多いですよね。ギターケースにも重さがあると、背負う時に肩を痛める危険性があります。

女性ギタリストは、軽量ギグバッグを使うことで肩の痛みが軽減されますよ。

軽量のギグバッグは、クッション材を用いて耐久性を高めたケースです。ハードケースよりも、ポケットが多く、収納力も高いので、手持ちの荷物を減らすことができます。

重さは、1.3kg〜2kg以内のものを選べば、持ち運びが楽になります。

ポイント②:手軽に移動ができる!キャリーカート

引用元:サウンドハウス

何もかも買い揃える必要はありません。

キャリーカートさえあれば、移動の悩みが全て解決しますよ。スタジオ練習や、ライブイベントで楽器を外に持ち出した時、「この機材を持って帰るのか…」と、億劫になっちゃいますよね。持ち出す頻度が高いと尚更です。

キャリーカートは、荷台に楽器と機材類を乗せて、ベルトで固定するだけでスムーズに運搬ができます。

軽めのギグバッグを買い直す必要がないので、まずはキャリーカートの活用を検討してみると良いでしょう。

ポイント③:なるべく家から近いスタジオを選ぶ

ギタリストは、他のプレイヤーよりも荷物が多いです。

電車で移動する際に、階段や人混みで疲れてしまう事があります。

スタジオで曲を合わせる場合は、あなたの家に一番近いスタジオを選びましょう。可能であれば、予め「機材が多いこと」をバンドメンバーに伝えておくと安心です。

機材事情を理解してもらうことで、お互いのサポートがしやすくなり、良好な関係が築けます。

女性ギタリストは、なるべく自宅に近いスタジオで、ギターを楽しんでみて下さいね。

まとめ

今回の記事は「レスポールの重さ対策」についてのお話。

軽いレスポールはどれくらいなのか知っておくことで、自分の体形にピッタリなギターを見つけることができます。その中でも、女性におすすめなのはGibsonやEpiphone、FUJIGENといった有名メーカーが販売しているギターです。

ストラトキャスター派のあなたも、レスポールを弾いてみると新しい発見があるかもしれませんよ〜!

楽器本体の重さだけでなく、持ち運びのテクニックも大切です。便利なアイテムや、軽量のギターケースを活用することで快適に移動ができます。ストレス発散がてら、ギターをかき鳴らしに、スタジオへ行ってみましょう。

 

ライター:ぎたじょのR.

音楽ライター。女性ギタリストならではの悩みを中心に、音楽で役立つ情報の発信をしています。ニール・ショーンとの共演を目指して日々奮闘中。 個人ブログ:https://sparetimez.com/

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