渡慶次幸雄さん(58)、高中正義の依頼でフレット付き三味線を開発[記事公開日]2011年7月31日
[最終更新日]2011年07月31日

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エレキギター弾きは見逃せないニュースです。フレット付き4弦三味線がリリースされました!!

詳細は続きから…

 南城市玉城で三線を製作する渡慶次幸雄さん(58)が三線のさおに、弦の音の高さを変える突起「フレット」を施した4弦三線を開発した。フレットを付けることで、より正確な音程が出せるほか、ギターやウクレレ奏者も容易に三線演奏ができるようになるという。渡慶次さんは「洋楽器奏者も気軽に三線の世界を楽しんでほしい」とPRしている。

 きっかけは日本を代表するギタリストの一人、高中正義さんからの1通のメール。渡慶次さんは、調弦がしやすいよう、通常のカラクイ(糸巻き)の代わりにギターやバイオリンで使われるペグを使用した三線を販売している。そのことを知った高中さんが「フレット付きの三線を作れないか」と持ちかけた。

 1年間試行錯誤を重ね、2010年11月に、通常より太いさおに針金をはめ込んだ「フレット付き4弦三線」を完成させた。

 高中さんはことし6月、デビュー40周年を記念したアルバム「40年目の虹」の中で、同三線を使用。ウクレレとのコラボレーション楽曲で、ハワイと沖縄の情景を連想させる音色に仕上げている。

 6年前に土木会社を畳んで三線の世界に飛び込んだ渡慶次さんは「世界的なギタリストに使ってもらい大感激。三線の音色が世界に広がるよう製作を続けたい」と意欲を示した。

 三線の問い合わせは渡慶次さん、電話090(6866)2074。
引用元:沖縄タイムズ

やー、これは凄い。
ギタリストにとって三味線への敷居が一つ下がりましたね。

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