オススメのツインペダル式歪みエフェクターまとめ![記事公開日]2015年6月23日
[最終更新日]2017年11月23日

オススメのツインペダル式歪みエフェクター

ここ最近注目されているのが「ツインペダル式歪みエフェクター」です。メインである歪み回路のほかにブースター回路などを搭載しており、1台で2系統のサウンドを持っているのが特徴です。

各社から様々な製品が登場していますが、一体どれを選べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、定番からマニアックなペダルまで、現代のギタリストにオススメしたいツインペダル式歪みエフェクターを紹介します!

ツインペダル式歪みエフェクターはこんな人にオススメ!

このペダルは「1台で様々な音色を使い分けたい方」にオススメです。Aメロはアンプのクリーンで、Bメロはペダルで歪ませてクランチ、サビはブーストしてパワフルに、という具合です。コンパクトなシステムにまとめたい「ギターボーカル」の方にも試して頂きたいです。それでは機種紹介に参りましょう!

オススメのツインペダル式歪みエフェクター

Fulltone FULL DRIVE 3

Fulltone FULL-DRIVE 3

TS系オーバードライブの定番であり、「TS系」という言葉自体を流行らせたFULL DRIVEの最新モデルです。爆発的にヒットしたFULL DRIVE2はブースター回路が一体化されていましたが、本機は完全に独立しているため、よりナチュラルなブーストが可能となっています。スタンダードな操作系統ながら、クリッピングやブーストを切り替えるトグルスイッチなど、音作りの幅を広げる様々な要素が搭載されています。

Fulltone FULL-DRIVE 3 – Supernice!エフェクター

Ibanez TS808DX

Ibanez TS808DX Tube Screamer

本家チューブスクリーマーの最新モデルです。ブースターとして用いられることの多い本シリーズですが、今回新たに「単体で動作するブースター回路」を搭載。この回路はクリーンブースターに近い特性を持っており、サウンドに余計な味付けを一切行いません。同時にオンにするとダイナミックなドライブサウンドとなるため、メインの歪みとして使うことも可能です。

Ibanez TS808DX Tube Screamer – Supernice!エフェクター

MXR MC-402 BOOST OVERDRIVE

独立したオーバードライブ回路とクリーンブースト回路を備えたペダルです。オーバードライブは非常にパワフルで、ダイナミックなサウンドが特徴となります。ブースター回路は限りなくノイズが少ないピュアサウンドで、ナチュラルに音量レベルを稼ぎます。本機のブースターだけを目的に使っているギタリストも少なくありません。

https://www.youtube.com/watch?v=sHMJcKSkuSk

C.A.E.by MXR MC-402 – Supernice!エフェクター

Hughes&Kettner TUBE FACTOR

本物の真空管である12AX7を搭載したオーバードライブです。真空管搭載ペダルはクセのあるモデルが多いですが、本機は比較的使いやすい部類に入ります。倍音豊かで体の芯まで響くパワフルなサウンドが魅力です。メイン歪みとしてはもちろん、ブースターにも最適な1台です。

Hughes&Kettner TUBEFACTOR2 – Supernice!エフェクター

Electro Harmonix EHX Tortion

EHX Tortion

アナログJFETテクノロジーを採用し、真空管アンプと遜色ないサウンドとレスポンスを実現したエレハモ社のフラッグシップ・ディストーション。

Electro Harmonix EHX Tortion – Supernice!エフェクター

XOTIC AC Plus

サウンドキャラクターの異なる2つのドライブサウンドを持つペダルです。スイッチ一発でマーシャルアンプを連想させるブリティッシュサウンドと、フェンダーアンプを連想させるアメリカンサウンドを切り替えることができます。各セクションのキャラクターが明白に異なるユニークなモデルです。

スタンダードな3バンドイコライザーにブーストスイッチ、コンプスイッチと多種多様な音作りを可能にします。ジャズやブルース、ファンクを演奏するギタリストにオススメです。

Xotic AC Plus – Supernice!エフェクター

CARL MARTIN Hot Drive’n Boost Mk3

真空管アンプをドライブさせた際に得られるナチュラルな歪みを再現したペダルです。オーバードライブ回路とブースター回路は個別にオン/オフ可能。GAIN、WAVE(いわゆるTONE)、LEVELといった最低限のコントロールしか用意されていないものの、倍音豊かなギターサウンドはアンプの歪みそのもの。クランチからヘヴィオーバードライブまで、幅広いギターサウンドを作ることができます。

CARL MARTIN Hot Drive′n Boost MK3 – Supernice!エフェクター

Mesa Boogie FLUX-FIVE

同社の人気ドライブペダル、FLUX-DRIVEの上位互換モデルとして登場したペダルです。最大の特徴は、本体中央に用意されている5バンドイコライザーで、メタラー御用達のドンシャリサウンドも簡単に作ることができます。

本機にはFLUX-DRIVE を踏襲したLoモードと、さらにゲインアップしたHiモードが用意されていますが、それぞれ5バンドイコライザーの設定を個別にアサインすることができます。各モードはフットスイッチ一発で切り替え可能です。

ちなみに、Hi TrimスイットをオンにするとHiモード時のサウンドをブーストさせることができます。オールラウンドに使えるクランチから、ドスの効いたハイゲインサウンドまで、音作りの幅はとても広いです。

https://www.youtube.com/watch?v=H53Ukl2tRXA

MESA BOOGIE FLUX-FIVE – Supernice!エフェクター

CREWS G.O.D/Genius Over Drive

国産ハンドメイドブランド、Crews Maniac Soundが手がける歪み系ペダルの代表モデルです。AおよびBの2チャンネル仕様で、オーバードライブでありながら、ゲインを最大まで開くとディストーションに近い歪み方をします。倍音豊かでアンプライクなドライブペダルです。

また、ハイゲイン時でもピッキングに対する追従性が高く、ピッキングニュアンスがしっかりと出てきます。弾き手の技量がそのままサウンドに現れるペダルなので、中級~上級社向けのペダルと言えるでしょう。

BOGNER ECSTASY RED

改造マーシャルで有名なブティック系アンプメーカー、BOGNERの歪み系ペダルです。同社のフラッグシップモデル、ECSTASYのレッドチャンネルをペダル化したモデルとなります。クランチ~ヘヴィオーバードライブまで対応し、ブーストスイッチをオンにすると、リードプレイに対応するディストーションサウンドに変化します。

スタンダードなコントロールに加え、サウンドキャラクターを変化させる4つのトグルスイッチを搭載。ECSTASYのレッドチャンネルを限りなく再現している同社こだわりの1台です。「BOGNERのあの音」が欲しい方は一度試してみてはいかがでしょうか。

Bogner Ecstasy Red – Supernice!エフェクター

SUHR  Koko Boost

Riotが大ヒットしたSUHRが満を持して世に送り出す2チャンネル仕様のブースターです。本体左側がナチュラルに音量を持ち上げるクリーンブースターセクション、右側がギターの美味しいポイントである中音域をブーストするミドルブースターセクションとなります。中央にある3Wayのトグルスイッチでブーストする周波数を切り替えることができます。海外で高い評価を得ているブースターペダルです

Suhr KoKo Boost – Supernice!エフェクター

ZVEX BOX OF ROCK

ポップな外観とは裏腹に、太く音圧のあるドライブサウンドを鳴らすディストーションペダルです。しっかり歪むペダルでありながらピッキングへの追従性が高く、どちらかというとシングルコイルピックアップのギターと相性が良いです。60年代から70年代の楽曲で耳にするヴィンテージライクなサウンドです。

Z-VEX Box Of Rock – Supernice!エフェクター

今回のまとめ

いかがだったでしょうか。今回紹介した機種はほんの一握りに過ぎません。ツイン式といってもブースターを搭載しているものや、各チャンネルのサウンドキャラクターが明白に違うものなど、様々なペダルが存在します。各ペダルの音質特性はもちろん、「自分はツイン式ペダルで何がしたいのか?」ということを考えながら、色々なモデルを試していくと良いでしょう。

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