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Mad Professor歪みペダル大特集2015年11月19日 , ライター:森多 健司

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Mad Professorはフィンランド発のハンドメイドエフェクターブランド。ここ10年ぐらいで人気を上げてきた気鋭のメーカーです。当初Sweet Honey ODぐらいしかなかった当ブランドの歪みペダルですが、今では用途別に分かれて数種存在します。今回はそれらの中でもオーバードライブ、ディストーションにスポットを当ててみようという内容です。

現在、当ブランドのエフェクターには手作業で作られた上位モデルのHand Wiredと通常版のFactory Madeの2シリーズがありますが、そのバージョンの有無も掲載しています。

Sweet Honey Overdrive

Sweet Honey Overdrive

Hand Wired、Factory Madeともに有。当ブランドのベストセラーモデルにして代名詞的存在です。

非常にクリーンなオーバードライブで、ゲインは最大で軽いオーバードライブ程度までの歪みに保たれており、スムーズなチューブアンプ的サウンドが得られます。Focusというコントロールが特徴で、一般的なトーンと似た働きをしますが、サウンドキャラクターを制御するといった類の働きです。

Sweet Honey Overdrive – Supernice!エフェクター

Amber Overdrive

Amber Overdrive

Hand Wired、Factory Madeともに有。

Sweet Honeyがアンプの特性をモデルとして制作されているのに対し、こちらはアンプにブースターをかました音そのものをモデルとして制作されています。スーパークリーンの音の上からでもそれなりの歪みが得られるように、ゲイン幅はそれなりに広めで、軽めのディストーションといえる域までのゲイン幅を持ちます。

Amber Overdrive – Supernice!エフェクター

Little Green Wonder

Little Green Wonder

Hand Wired、Factory Madeともに有。Greenという名の通り、TS系ペダルの仲間に入るペダルです。

ローミッドを中心としてナチュラルな歪みを得られるように設計されています。Bodyというコントロールは、その強調させるレンジを設定でき、回しきるとかなりジャキッとした音色にも。公式にはブースターとしてもアンプの代わりのメインの歪みとしても、どこに置いても使えるという触れ込みで、こちらもTS系ならではといったところ。

Little Green Wonder – Supernice!エフェクター

Mighty Red Distotion

Mighty Red Distotion

Hand Wired、Factory Madeともに有。80年代のハイゲインサウンドを目標として制作されたペダル。

80年代のハイゲインサウンドから、滑らかな美しいサウンドまで作ることが出来、ゲインの幅も広いです。80年代ということで、往年のハードロックのリフなどを刻むと、ひときわ映える音がします。メタリックなかっこいいリードサウンドにもうってつけですが、滑らかさとモダンさを求めるなら、下記のStone Greyがおすすめ。

Mighty Red Distotion – Supernice!エフェクター

Royal Blue Overdrive

Royal Blue Overdrive

Factory Madeのみ。透明感のあるオーバードライブが持ち味のペダルです。

上に並んだどれとも違い、クリーンブースターとしても使うことができるというモデルです。歪みのないクリーンなものから軽いディストーション的なサウンドまで、かなりのゲイン幅を持ちます。ピッキングの強弱やボリュームノブへの追従度合いにもこだわって作られており、クリーンブースターとして使えるともあってか、その周波数レンジの広さは特筆ものです。

Royal Blue Overdrive – Supernice!エフェクター

Stone Grey Distotion

Stone Grey Distotion

Factory Madeのみ。モダンな音色を持ち、幅広い帯域に渡って音の分離感を感じさせる音色のディストーションです。

歪みを絞ってのクランチからハイゲインまで、どんな設定でも使える音をたたき出しますが、ゲインを上げてもピッキングの強弱にしっかり追従し、各弦の分離感を損ないません。その特性ゆえに、グレーな筐体に似合わない明るい音色を持っています。80年代を狙った上記のMighty Redと比較してみても面白いでしょう。

Stone Grey Distotion – Supernice!エフェクター


というわけで、いかがだったでしょうか。筆者もこのブランドは非常に好きで、よくお世話になっています。ハンドメイド系のブティックペダルなので、お値打ちとは言いがたい値段ですが、買って後悔はしないクオリティを持っていると思います。歪みエフェクターをお探しであれば、一度お試しになってみては?

ライター:森多 健司

新大阪駅、西中島南方駅より徒歩10分のギター教室「森多ギター教室」主催。安価な受講料で、初心者から中級・上級者まで幅広くニーズにお応えします。 森多ギター教室のページ – ギター教室navi